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- 23/08/15 20:32:06
写真 店舗にいた時は元気に見えたが…その後、徐々に弱っていったダディ
「散歩もさせてあげられなかった」。生後83日で天に召された愛犬「ダディ」の遺影を前に、若いカップルはうなだれていた。…
「こんなにぐったりしている子犬はいない。もしかして、下痢をしている?」
そこで初めて簡易検査をしたところ、パルボウイルス感染症の疑いがあると診断された。獣医に「どこで買ったのか?」と聞かれ、「クーアンドリクです」と答えると、“あちゃー”という反応だったという。
そして迎えた7日。ダディはもう何も受け付けようとはせず、ただぐったりとしていた。朝一番で病院に連れて行くと、獣医は一層、厳しげな表情でこう聞いてきた。「もうやれることを全てやりましょう。お金はかかりますが、やりますか?」
「お願いします」
男性はこう振り返る。
「先生はもう厳しいとわかっていたと思います。『痛みを和らげることを優先してやりたい』とも話していたので。先生には最後まで親身になっていただき、本当にお世話になりました」
二人はダディを病院に預けた足で、クーアンドリクへと向かった。だが、担当だった店長は不在。他の店員に経過を伝えると、「ちょっとお待ちください」と姿を消してしまった。店員はそのまま裏に行ったきり、10分以上経過しても出てこない。不審に思って男性が「何をしているんですか?」と聞きに行くと、「今、責任者がいないので電話しています」。
そんな最中に、病院から「たった今、息を引き取りました」と連絡が入った。
だが、それを伝えても、店員は「僕たちじゃよくわからないんで」「お店では元気だった」「うちで罹ったとは言えない」と無責任な発言を繰り返すばかり。二人の怒りはそこで沸点に達した。
「お悔やみ申し上げますの一言も言えないんです。呆然としているだけ。責任を感じているようには全く見えない。『契約通り生体保障はします』とか『死亡診断書を持ってきてください』とは話すんですが、他に言うべき言葉が全く出てこないんです。最後は“で、他に何を求めているんですか?”みたいな対応だったんで、私は怒り狂って『話を聞いてほしいだけです!』と大声で言い返しました」
パルボウイルスに感染すると、犬はひどい下痢や嘔吐の症状を繰り返すという。
「飛び散った糞便、嘔吐物の中に大量のウイルスが含まれており、壁や床、ケージなどに付着し、人の手などを介してどんどん感染していきます。ウイルスを体に取り込んでしまうと、4日から1週間で症状が出てきます。当該犬がこの間、江ノ島店で過ごしていたのなら、他の子犬も感染している可能性は十分に考えられます」(小林氏)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/08151207/
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