- なんでも
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- 23/07/10 06:56:39
「知らなかった」は〝炎上ワード〟か――。
シンガー・ソングライターの山下達郎(70)がTOKYO FM「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」に出演。自身が所属する事務所「スマイルカンパニー」(SC)と音楽プロデューサーの松尾潔氏との業務提携が終了したことについて言及した。
一連の性加害問題でジャニーズ事務所の対応に苦言を呈した松尾氏は1日、自身のツイッターでSCから契約解除を申し入れられたと告白。「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と明かし「山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと」とツイートして物議を醸していた。
これについて山下は、松尾氏と雇用関係にはなく「契約終了については事務所の社長の判断」とし「契約を終了するよう促したわけではない」と反論。さらに性加害問題は噂でしか聞いておらず、同問題を最初に報じた「週刊文春」とジャニーズ事務所が争った1999年の裁判も「知らなかった」とした上で次のように伝えた。
「音楽業界の片隅にいる私に、ジャニーズ事務所の内部事情などまったくあずかり知らぬこと。まして性加害の事実について知るすべはまったくありません」
ところが、だ。この「知らなかった」発言が炎上する引き金になってしまったのだ。
ある芸能関係者は「『知らなかったはずがないだろう』という疑惑の目が向けられました。それに、知らなかったとすれば、この問題を知った後に松尾を切ったことになり『ジャニーズの肩を持った』と見られてしまった」。
そもそも〝知らなかった発言〟して最初に炎上したのはジュリー社長だ。5月に発表した文書の中で「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と釈明したのが原因だった。
「ネット上では、ジュリー社長が『知らなかった』で逃げようとしたと捉えられて炎上しました。文春と裁判した当時、取締役を務めていたのに知らなかったでは理解は得にくいですからね。今後、ジャニーズの性加害問題で、十分知りうる立場にありながら『知らなかった』とコメントするのは一番、やってはいけない〝NGワード〟になったと言っていい」(同)
もっとも、「知っていた」と答えれば「知っていてなんでスルーするんだ」という批判が予想され、関係者は難しい判断を迫られそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1d34dc3b42e5356ac0c4d85356c19b3df72673f
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