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ブギウギは中盤以降は様々な考証ミスが目立つようになり、視聴者を惑わせるようになっていた。
中盤以降はスズ子のエキセントリックな性格やおっちょこちょいなところが異様に強調されるようになり、とても国民的な人気歌手の物語には見えなくなっていたのである。
「最終回のラストシーンは、スズ子がカメラに向かって『おかわりや!』とお茶碗を突き出すというもの。これがコメディアンの物語だったらこの終わり方も理解できますが、国民的人気歌手を描いた物語の最後にこのシーンを持ってきた意図はまったくもって意味不明です。最後までスズ子という存在を滑稽な人物として描き続けた制作陣の意図は、さっぱり理解できません」(前出・テレビ誌ライター)
主演の趣里としても、笠置シヅ子の芸能人生を再現することにやりがいを感じていたはず。それがふたを開けてみれば最後まで頓痴気なキャラを演じさせられたのだから、気の毒というものだ。なにより「話が違う!」と憤っていたのは、本作を最後まで観続けた視聴者のほうではないだろうか。
本当に最後まで喧しいだけのお粗末なドラマだったよね- 1
24/04/22 13:37:22