2023年度後期 連続テレビ小説【ブギウギ】 へのコメント（No.4996）

「絶縁」（１）

スズ子（趣里）は、全力で歌い終わったことで楽屋のソファーに倒れ込みました。

タケシ
ほんと素晴らしかったです。新しい福来スズ子の誕生ですよ。

スズ子
ター坊、ちょっと静かにして。

タケシ
静かになんてしてられませんよ。僕がマネージャーしてから、一番のステージでした。

そこに、股野（森永悠希）と水城アユミ（吉柳咲良）がやってきました。


股野
スズちゃんのステージすごくよかったで。

スズ子
ありがとうございます。水城さんも、とても良かったです。

股野
とにかく、とてもよかったって言いたくてね。アユミも何かいいたいことは？

タケシ
なに？負けを認めるの。

スズ子
やめなさい。

しかし、アユミの目にタケシ（三浦猟太）は映っていませんでした。アユミは、まっすぐスズ子を見て言います。

水城アユミ
まだ、私には力が足りません。私も福来先生のように歌えたら、どんなに楽しいだろうって。「ラッパと娘」を歌わせてほしいって言ったこと、恥ずかしいです。すみませんでした。いつか、福来先生のように、自分の持ち歌で観客を虜にできるよう精進していきます。

スズ子
ほんま、お母さんにそっくりや。大和さんも同じように努力してたんやろな。

水城アユミ
母も私の目標です。

スズ子
そやな。わてなんか目標にしたらアカン。あんたはいつかお母さんを超えなアカン。あんたやったらできるわ。わて、ステージ見てファンになったもん。
アユミの目は憧れの目と同時に、負けん気が見てとれました。スズ子はそれを感じ取っていました。

年が明けてから、新聞や雑誌、テレビで「ブギの女王」が復活と華々しく書かれました。それを愛子も喜んでいました。スズ子は、愛助（水上恒司）の言葉を思い出します。

愛助
福来さんの歌は独特なんです。歌がうまいのは当たり前なんですけど、歌を聴いていると吸い込まれるんです。

スズ子は、愛助が亡くなってからも愛助に歌っていました。そのため、愛助の遺影に大きな決断を伝えます。スズ子は、歌手を辞めることを決断したのです。

以上、３月２５日（月）放送予定　ブギウギ第１２２話のあらすじです。
出典：ドラマ情報館