- なんでも
- あーさーくーらー!!
- 23/05/22 21:48:03
例年この時期には収束しているはずのインフルエンザ。しかし5月、宮崎市と大分市の高校でそれぞれ500人近くが集団感染。いずれの高校も臨時休校となる事態に。そして熊本でも…。
■KKT畑中香保里アナウンサー
「熊本市内のクリニックです。こちらでもインフルエンザと診断される中高生が増えているということです」
2022年12月、熊本県は今シーズンのインフルエンザの流行入りを発表。2月上旬にピークを迎えた。その後感染者は減少したが、この1か月あまりで再び増加しているのだ。
■中野耳鼻咽喉科・中野幸治理事長
「この時期に流行するのは記憶にない」
5月8日~14日、定点の医療機関で感染が確認された215人のうち4割以上が10代。ここ数週間は5割前後で推移している。4月から県内の学校ではインフルエンザによる学年閉鎖が4校、学級閉鎖が7校と相次いでいる。
■5月初旬に感染した高校生
「熱が41.7℃まで上がってきつかったです。その頃は流行っていて、自分が治った後に後輩に9人くらい一気にインフルエンザが出て」
なぜ中高生に広がっているのでしょうか?
■中野耳鼻咽喉科・中野幸治理事長
「中学校や高校の部活で誰か発症して(感染するケースや)運動会の練習をしているんですけど、マスクを外して接触していますよね。接触の機会が増えて感染のリスクが上がったのかなというのは感じています」
また、去年・おととしとインフルエンザの流行がなかったため免疫力が低下している可能性や、ワクチン接種をしていないことも指摘される。そして中野医師も懸念するのは家庭内での感染だ。
■中野幸治理事長
「家族に持ち帰って家族内発生するというケース。これも私のクリニックでは何例か見られていますので。熱がある人はマスクをして人にうつすことを避けるとかメリハリのきいた感染対策をした方がいい」
私たちはどのような対策を取るべきか。県が呼びかけているのは次のような対策だ。
まずは新型コロナと同様に日頃から手洗い、うがい、咳エチケットなどの感染対策に努めること。そして発熱した場合、無理に学校や仕事には行かず早めに病院で受診するよう求めている。
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