鏡野公園
4月2日、北海道・札幌のコンセプトカフェ「問題児コンカフェだぁく」は、同店の女性店長がリストカットして出た血液をカクテルに混ぜて客に提供したとTwitterで発表。
《このような行為はバイトテロと変わりなく、断じて許される行為ではありません》と、女性店長を解雇したことを明かした。
この投稿がインフルエンサーによって紹介されると、瞬く間に拡散され、“血液カクテル” は大きな反響を呼んだ。「同店は、“問題児” をコンセプトにしたカフェで、精神的に不安定な若い女性の接客を売りにしたお店です。実際に無断欠勤やキャストと連絡がつかないなど、店側は連日トラブルが起きている様子を伝えていました」(ネットライター)
医師の北尾善杜氏は、「他人の血液を飲むのは非常に危険な行為です」と憤る。
「そもそも、他人の血液を経口摂取してしまったという事例が少ないですが、他人の血液によって感染する重大な病気は多くあります。例えばHIV、C型肝炎、B型肝炎、梅毒などですね。口腔内に傷などがあれば簡単に血液感染してしまいます」
今回のケースでは、血液を提供した女性店長も、飲んだ客も血液検査をするべきだという。
「感染可能性のあるウイルスの抗原や抗体などを検査するべきでしょうね。検査次第では経過観察となりますが、場合によってはワクチン接種やウイルスに合わせた薬を内服し、治療することとなります。いずれにせよ、このようなことは絶対にやってはいけません」
一歩間違えれば、客に大きな健康被害を与える問題でもあったのだ。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/229838
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