- なんでも
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常に金欠な親。
最初の記憶は幼稚園の体操服、カバン。
姉からのお下がり。
みんな新品なのに私だけやたら色褪せたカバンと体操着で恥ずかしかった。
今月も赤字また赤字と子どもの私に聞こえるように言う。
そんなにも家計苦しいんだと思って高校の修学旅行辞退した。
十何万か返金されてたわ。もちろん生活費にあてた。
制服のブラウスも2枚だけ。
洗濯間に合わず今日来てたブラウスをまた明日も着る が日常。
体操服体操ズボンは姉と取り合い。
授業の合間にトイレに集合して体操服脱ぎ着して貸し借りしてた。
靴下もブラジャーも同様。やぶれるまでワイヤーが出てくるまで、靴下は穴がいくつか空くまで履いてた。
基本1枚か2枚しか与えられないから天気やタイミングが悪ければ何日も同じもの身に付けてた。
高校のローファーも底が剥がれて穴が空いても買ってもらえなかった。
高2からはバイトしてお金貯めて
大学受験の予備校代(テキスト含め)と受験料(9万)自分で出した。
大学はみな落ちたけど、
あー落ちてよかったわ、あの大学の学費よう払わんからなーと喜ばれたの覚えてる。
そしてバイト代から毎月1万生活費渡していた。
自分でもよくやりくりしてたなと思うわ。
一浪してカテキョつけて勉強したけど
カテキョ代もテキスト代もバイトしてみな全部渡し持ち。
ほんとことごとく、何も出してくれない親だったな。
みんな教習通ったり就職祝で車買ってもらったり
家族旅行でのおみやげくれたり(うちは貧乏だから旅行なし)
私はお土産渡せることなかったから惨めだったな。
そりゃ子どもにはお金がかかって大変だとは思うけど
子どもにこんな惨めな思いさせるならと思うと
子どもは絶対いらないし結婚したいとも思わなくなった。- 3
23/03/27 00:08:27