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12年前の記憶を胸に 抱く夢とは
震災後、宮世さんの母校は近くの学校と合併し、場所をうつした。2月、宮世さんが学校を訪れると、あっという間に子どもたちに囲まれた。みんな宮世さんが地元の先輩だと知っているのだという。
この場所で、宮世さんはこんな話をしてくれた。
「将来、震災をテーマに自分で映画を作りたいんです。宮城の人たちの思いを伝える作品。地元でも撮影をしたいです。東北で生まれ育っても、あの震災を経験していない人たちはこれからもっと増えていきます。震災を風化させたくないという思いを、僕なりのやり方で、作品で伝えていきたい。まだまだ時間がかかるかもしれませんが…ずっと大切にしたい夢です」
宮世琉弥さんは、12年前の記憶を胸に、夢を追い続ける。
※この記事は、TBSテレビとYahoo!ニュースとの共同連携企画です。- 0
23/03/11 14:24:50