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- 23/02/03 11:29:42
足を伸ばしたエゾユキウサギ。冬場は白い毛に生え替わる。withnewsの神戸郁人記者が円山動物園で撮影した「コレジャナイ」ショット
意外なほど大きなその足ですが、「標本で計測したところ後ろ足のかかとからつま先まで15cm」あったそうです。
その足は「天敵から逃げるために、早く走ることに適応」したもの。大きな足は「雪原でも沈まずに走るための〝かんじき〟の役割をはたしている」そうです。
最高時速80キロは「国内の陸上動物で最速」。ジャンプも得意で、約1.5m近く跳ぶことがあります。
「狙って観察するなら午前中」
冬場には毛が生え換わり真っ白になり、なかなか雪と見分けがつかなくなるなど、雪国で生き延びるため適応を続けてきたエゾユキウサギ。
今回撮影されたのは、「活動前ののびをした姿」だったそうです。
足の長い〝最終形態〟を見たい方へのアドバイスを聞くと、「エゾユキウサギは本来は夜行性(冬季は日中も活動する)です。動物園では清掃や給餌の時間に活動する姿を見ることができます。午前中に行われることが多いので、狙って観察するなら午前中がおすすめ」とのこと。
日本には4種のウサギの仲間が生息していて、一番エゾユキウサギに近いのは本州から九州に生息している「ニホンノウサギ」。体型はエゾユキウサギとほとんど変わりません
出典:札幌市円山動物園( @marudou_fan )のツイート
10秒の動画が物語った、雪国の野生動物の驚きの生態。反響に飯島さんはこう語りました。
「北海道の固有種であるエゾユキウサギが注目されて嬉しく感じています。日本の野生動物は身近な存在なのですが、意外と知らない面白い部分がたくさんあります。これからも、ぜひ注目してほしいです」
https://withnews.jp/article/f0230203002qq000000000000000W08k10201qq000025488A
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