• No.6215 ケーキ入刀

    23/09/14 17:20:51

    「資金援助」

    永守徹(中川大志)は、京都帝国大学を卒業したばかりですが、叔父から莫大な資産を相続していました。

    永守徹
    私は、伯父に養子として引き取られ莫大な遺産を引き継いでいます。伯父は、この国を世界に引けのとらない文明にすることに尽力してきました。
    出版は自費とうかがいました。標本はこの先も増えていくのでしょう。今後、お金に困ったら散逸することもあるのでは?
    西洋では、博物館や美術館があり、秀でた芸術品を国外への流出を防いでいます。私も標本の散逸を防ぎたいのです。

    早川逸馬
    私も永守家の先代当主から随分と支援を受けてきました。先代は、不動産の貸付業でこれからもお金は入る。だから、実のあることに使いたいと話しておった。

    永守徹
    人の命には限りがあります。今のうちに伯父の遺志を形にしておきたいんです。私はこの春、徴兵検査で合格し陸軍に行くことになっております。早川先生を通じ、これもご縁。槙野先生、お受けいただけませんでしょうか。

    万太郎
    ありがたいのですが、生きた証と言わないでください。兵隊に行かれるなら、わしは待ちますき。あなたがお戻りになるまで、図鑑の準備を懸命に進めちょきます。どうかよろしゅうお願いします。

    万太郎と寿恵子は、一緒に頭を下げました。


    永守徹
    わかりました。軍隊から戻りましたら、印刷費から支援させていただきます。
    この出来事で、万太郎の迷いは消え熊野に行くことを決めました。


    一方、綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)と藤丸(前原瑞樹)は、新しく酒をつくるために沼津へ移り住もうとしていました。

    波多野(前原滉)は、藤丸にウサギ柄の手拭いでつくった巾着を餞別に渡しました。

    藤丸
    これ、もしかして波多野がつくってくれたの?下手だなあ。農科大学の教授なのに。

    そういって笑いあいました。同じころ、万太郎も大きな決断をしていました。

    宴の後に、万太郎は竹雄(志尊淳)を標本部屋に連れていき、新しい標本を見せました。

    万太郎
    ツチトリモチゆう珍しい子じゃ。和歌山にある神社の森でみつけてきたき。年が明けたら伐採されてしまうそうじゃ。神社の森の植物を一つ残らず書き留めてきたき、これを大学に提出する。

    竹雄
    おまん、大丈夫か?国が旗振りしよる神社合祀令じゃろ。そんなことしたら・・・

    竹雄は免職になると言いかけましたが、万太郎の顔をみてやめました。

    竹雄
    大学押しかけて、今度は自分で出ていきますいうがか。わがまますぎるじゃろ。天下の帝国大学相手に。

    万太郎
    そうじゃのう。

    竹雄
    いくつになっても、子どもぽくて。そんでも、金色の道を貫きとおすためながじゃろ。峰屋の若旦那はダメじゃったけど、優しさと強さは本物じゃった。寿恵さんにだけはちゃんと話よ。あとは、笑って前にむけばいい。この神さんのことも伝えていきゃあええ。

    万太郎
    届くかのう。

    竹雄
    ここにあるすべてが証拠じゃ。

    以上、9月15日(金)放送予定 らんまん第120話のあらすじです。

    出典:ドラマ情報館

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