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- 22/12/31 22:41:53
31日午前1時ごろ、山形県鶴岡市西目で「住宅が崩れている」と通行人から110番通報があった。
山形県警などによると、斜面が幅約100メートル、高さ20~30メートルにわたって崩れて住宅や空き家など約10棟が巻き込まれ、住人の80代男性と70代女性の夫妻と連絡が取れていない。警察や消防のほか、県から災害派遣の要請を受けた陸上自衛隊が130人態勢で捜索を行っている。県は鶴岡市に災害救助法を適用した。
地区には夫妻を含めて8世帯22人が暮らしており、20人とは連絡が取れている。このうち70代の男性と60代の女性は土砂崩れに巻き込まれたが救助され、命に別条はないという。鶴岡市は安全のため避難指示を出し、住人らはいったん近くの金山公民館に避難したが、長期化が見込まれることもあり親類や知人宅に移ったという。
現場近くに住む男性(67)は「地響きもなく土砂崩れに気付かなかった。午前4時ごろ家族から停電していると起こされ、その後に知った。年末に大変なことになった。(夫妻には)無事でいてほしい」と心配そうに話した。
鶴岡市によると、周辺は土砂災害警戒区域に指定されており、土砂崩れに巻き込まれた建物の多くは空き家や作業所などとみられる。当時、周辺に積雪はほとんどなかった。現場はJR羽前水沢駅から北西に約1キロで住宅が点在している。【長南里香、磯貝映奈】
毎日新聞 2022/12/31 19:38(最終更新 12/31 19:46)
https://mainichi.jp/articles/20221231/k00/00m/040/178000c
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