【音楽】年間ランキング 2022 - LINE MUSICでもっとも聴かれた楽曲

  • ニュース全般
  • レバノン・ポンド
  • 22/12/21 04:21:04

年間ランキング 2022 - LINE MUSICでもっとも聴かれた楽曲

2022.12.18

音楽ファンにとっての年末と言えば“年間ランキング”の季節。というわけで、先日LINE MUSICの2022年の年間チャートが発表されました。

若年層に強いこのストリーミングサービスの1年間を振り返って、今年のトレンドをチェックしましょう!

■楽曲ランキング:百花繚乱のJ-POP新時代
【楽曲ランキング TOP10】

01.「Bye-Good-Bye」BE:FIRST
02.「W/X/Y」Tani Yuuki
03.「新時代」Ado
04.「ミックスナッツ」Official髭男dism
05.「Habit」SEKAI NO OWARI
06.「ペテルギウス」優里
07.「シンデレラボーイ」Saucy Dog
08.「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ
09.「レオ」優里
10.「ラナ」めいちゃん

見事1位に輝いたのは、7人組ボーイズグループのBE:FIRST「Bye-Good-Bye」。

2021年にラッパーのSKY-HIが主催したオーディション『THE FIRST』から生まれた彼らが、デビュー2年目にしての快挙を成し遂げました。「クリエイティブファースト、クオリティファースト、アーティシズムファースト」というかけ声のもとで、最先端のサウンドと自らのパフォーマンスの質を磨き上げてきた成果です。

2022年は例年にも増してボーイズグループの勢いが強かった一年でしたが、今回のチャートの結果および年末に行われる『第73回NHK紅白歌合戦』への出場決定を持って、BE:FIRSTはそのムーブメントから頭ひとつ抜け出した感があります。元々、海外での活動も見据えて結成されたグループなので、来年以降の展開が非常に楽しみです。

BE:FIRSTに続いて2位を獲得したのが、Tani Yuuki「W/X/Y」。

シンプルなサウンドと優しいメロディで歌われるミディアムバラードは、今年のチャートで無類の強さを発揮しました。その後リリースした楽曲も月間チャートでは上位にランクインしており、ストリーミング時代の新しいスターとしてその名が定着した感があります。

「W/X/Y」を筆頭に、一度チャートに入るとロングヒット傾向になるのがストリーミングサービスの特徴。7位のSaucy Dog「シンデレラボーイ」と8位のマカロニえんぴつ「なんでもないよ、」も、2021年から長期にわたって聴き続けられている楽曲です。

TikTokを介して音楽がある種のコミュニケーションツールとして使われる側面が強まりつつある状況において、ここに挙げた3曲のような感情をじっくりと描き出す(つまりは聴き手が感情移入しやすい)楽曲はより支持を集めやすくなっているように思います。

先ほどTikTokの名前を出しましたが、ここで忘れてはいけないのが歌とダンスの融合。その流れを2022年で最も体現していたのが5位にランクインしたSEKAI NO OWARI「Habit」。

MVで仕かけたダンスがTikTok上で見事に爆発し、社会現象に近い盛り上がりを生み出しました。TikTokで流行らせるにはわかりやすい振付が有効、と誰もがわかっていてもそれを実際に具現化するのは難しいこと。まさに“狙って当てた”チームセカオワのこの取り組みは、称賛に値すべきことなのではないでしょうか。

社会現象という点では映画『ONE PIECE FILM RED』も忘れてはいけません。映画に登場するウタの楽曲が今年のチャートを席巻しましたが、その中の一曲でもある「新時代」が3位にランクイン。持ち前の歌唱力と中田ヤスタカの楽曲、そして映画の話題性がかけ合わさることの相乗効果がこの結果に繋がりました。

ボーイズグループにシンガー、バンドからアニメキャラクターまで、多様な楽曲がヒットした2022年でした。




続き>>1■10代トレンドランキング:ヒゲダン強し!あらたな潮流の兆しも

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

1件~1件 (全 70件) 前の50件 | 次の50件
    • 3
    • レバノン・ポンド
    • 22/12/21 04:22:45

    ■トレンドアワード:今のキーワードは“参加型”

    【トレンドアワード】

    「PAKU」asmi
    「Cinema feat. Memento Mori & 武蔵」O.A.KLAY
    「バニラ」きゃない
    「WA DA DA」Kep1er
    「エジソン」水曜日のカンパネラ
    「Crayon」ZOT on the WAVE & Fuji Taito
    「W/X/Y」Tani Yuuki
    「Overdose」なとり
    「未来図」マルシィ
    「ねえ」YOAKE

    今年のLINE MUSICを賑わせた楽曲として独自のロジックで選定された「トレンドアワード」の10曲。10代トレンドランキングを制したTani Yuuki「W/X/Y」も入っていますが、ここで注目したいのはasmi「PAKU」、Kep1er「WA DA DA」、水曜日のカンパネラ「エジソン」の3曲。

    どちらかというとインディー寄りの存在だったところから一気にメインストリームに躍り出たasmi、K-POP第4世代として大きな話題を呼んだKep1er、新ボーカルの詩羽を迎えての新体制がいきなりヒットに結実した水曜日のカンパネラ。それぞれ出自はまったく異なりますが、キャッチーな言葉遊びや振付などを通してリスナーを巻き込む強さを持っていた点では共通しています。

    TikTokというリスナーが参加して楽しめるプラットフォームが音楽シーンと密接に結びついたからこそ、単に鑑賞を促すのではなく“楽曲が中心となってみんなで遊べる状況”をどれだけ作れるかというのがヒットを生み出すうえでより重要になりました。2022年におけるこの最大の成功例がSEKAI NO OWARI「Habit」だったわけですが、ここで挙げた3曲も同じようなムーブメントを起こした楽曲と言うことができると思います。こういった流れはこの先も加速すると思われます(とはいえ“狙って外す”ケースもあるのが難しいところなのですが…)。

    ちなみにこのあたりの話題で今年印象的だったのが、こういった“若年層中心にTikTokから流行する楽曲”がスマホの枠を飛び出してテレビの音楽番組などで取り上げられるケースが増えたことでした。ヒットがどこで生まれているかの理解が業界全体で進んだのが2022年だったのかもしれません。

    ■2022年の音楽シーン総評

    2022年、日本の音楽シーンはまた新しい時代に突入しました。ライブやフェス、アイドルの握手会といった興行主体で進んできた2010年代、それらがストップせざるを得ない状況に追い込まれたコロナ禍の2020年と2021年を経て、ストリーミングサービスとTikTokを介してヒット曲や人気者が登場する流れが完全に確立されたのが2022年です。

    音楽を届けるプラットフォームやメディアのあり方が改めて固まったことで、今年は様々なアーティストが存分に力を発揮したように思います。その結果は、冒頭に紹介した年間ランキングの多様性に如実に表れています。いっぽうで、そういった急速な環境変化は、シーンの新陳代謝も促しました。トレンドアワードに登場したような新星の登場は、これまで人気のあったアーティストだとしてもこの先が決して安泰とは限らないことを示しているとも言えます。

    盛り上がりを見せるボーイズグループのシーン、絶対的な存在への階段を上り続けるOfficial髭男dism、ヒットの条件のひとつとなったTikTokへの最適化など、今年もいろいろな動きがありました。これらの流れがどうなっていくのか、この先も注目していきたいと思います。

    TEXT BY レジー(音楽ブロガー/ライター)

    THE FIRST TIMES
    https://www.thefirsttimes.jp/column/0000222893/

    • 0
1件~1件 (全 70件) 前の50件 | 次の50件
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ