- なんでも
- アンティル・ギルダー
- 22/11/30 12:23:49
静岡県裾野市にある保育園で、保育士3人が1歳児に対し「ブス」と言ったり、おもちゃ置き場に閉じ込めたりする行為を繰り返していたことがわかりました。
保育士3人はすでに退職などが決まっています。
雨宮帆風記者 「今年8月までの約2カ月にわたって、保育士が園児をファイルでたたくなど不適切な保育が行われていたということです」
裾野市の「さくら保育園」では、今年6月から8月にかけ保育士3人が複数の1歳児に対し、「ブス」という暴言を吐く、おもちゃ置き場に閉じ込める、ズボンを無理やり脱がせる、ファイルで叩く、泣いている様子を撮影するといった行為をくり返していたということです。
職員の報告で発覚すると、園は市に相談し調査委員会で調べてきました。
さくら保育園・櫻井 利彦 園長 「しつけの一環としてやっていたところが(あった)。いきすぎだと思いますし、子供も泣いています。そこにいた子供たち全員がなんらかの精神的な影響は受けていると思いますので、すべての子供が被害者だと思っています。絶対にあってはならない行為だと思っています。それもすべて私の管理不足だと思っています」
1歳児のクラスは全員合わせて23人で、不適切な対応をしていたのは30代と40代の女性保育士3人でした。1人はすでに退職し、2人は今後の退職が決まっています。
園は29日午後7時から保護者説明会を開くことにしている他、裾野市は30日 市長が会見をくことにしています。
<スタジオ解説>
保育園で確認された行為を確認しておきます。
「ブス」と呼ぶ暴言、おもちゃ置き場に閉じ込める、暗い場所で叱る、ファイルで叩く、頬をつねる、ズボンを無理やり脱がせる、泣いている様子を撮影する。
1歳児クラスは計23人で、保育士は6人が交代で担当していました。このうち問題の行為をしていたのは、30代から40代の女性保育士3人でした。
3人の勤務歴は、「正規職員で保育士として9年目」、「非常勤職員で6年目」、「派遣職員で3年目」でした。
保護者からは驚きの声が聞かれました。
保護者 「ショックです、絶対あってはならないことなので。(もうすぐ)12月じゃないですか。夏に起きたことを何カ月も経ってて『ニュースになったから(保護者会を)開催します』では、なんかちょっと。今まで知らずにいたんだと思うとすごく怖い」
保育士3人はすでに退職などが決まっています。
なぜこんな事態が起きたのか、全容解明に向けた徹底的な調査が今後も必要といえそうです。
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