https://karapaia.com/archives/52318264.html

　アメリカ・テキサス州で、彼氏の家に火を放った女が逮捕された。いったいなぜそんなことをしたのか？彼氏に電話をしたら知らない女性が出たからだそうだ。

　電話に出た女性は彼氏の親せきなのだが、女は浮気相手と勘違いしたようだ。

　女は放火する前に、家に侵入していくつかの物を盗み去っていたそうで、放火と強盗の重罪で逮捕・起訴された。

■浮気と勘違いした女が恋人の家に放火

　11月20日の夜、テキサス州ベア郡に住むセナイダ・ソト（23歳）は、ビデオ通話アプリ「Face Time」を使って恋人のスマホに電話をかけた。すると知らない女性に応答され、すぐに彼氏の浮気を疑った。

　嫉妬と怒りが収ま輪らないソトは、サンアントニオ市の男性の家に直行。誰もいない家に勝手に侵入すると、複数の彼氏の私物を盗み取った後、リビングルームのソファに火を放った。

　ソトは車で逃げ去る前に、ソファが燃えている様子を撮影した画像を男性のスマホに添付し、「あんたの家が無事だったらいいけど」とメッセージを送った。

■女は強盗と放火の重罪で逮捕

　午前1時45分頃、男性の家主から通報を受けたベクサー郡消防署が駆け付け、消火活動を行った。

　同郡保安官事務所によると、けが人は出なかったが、5万ドル（約680万円）の物的損害が発生したという。

　21日、強盗と放火の重罪で逮捕・起訴されたソトには、165000ドル（約2200万円）の保釈金が設定され拘留されたということだ。

　彼氏のスマホに別の女性が出たら、まあびっくりするだろうけれど、「あなたは誰ですか？彼とどういう関係なのですか？」と確認くらいはできたんじゃなかろうか？

　動揺して一旦切ったとしても、冷静になってもう一度かけ直すことだってできそうだが、制御不能の恋の炎は、後先考えず、家を炎で焼き尽すには十分な威力だったというわけだね。