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3か月予報「寒い冬」 日本海側は「大雪」に警戒 太平洋側は「低温・乾燥」
tenki.jp11/22(火)16:23
きょう22日に発表された3か月予報によると、12月から2月にかけて、気温は全国的に平年並みか低く「寒い冬」になりそうです。また、寒気の影響を受けやすく、日本海側は「大雪」に警戒が必要です。
きょう22日、気象庁は3か月予報を発表しました。冬型の気圧配置となり、寒気の影響を受けやすくなる見込みです。
気温を月別に見ると、12月は全国的に平年並み、1月は沖縄・奄美、西日本、東日本で平年並みか低く、北日本では平年並みとなるでしょう。
2月は沖縄・奄美で平年並みか低く、西日本、東日本、北日本はいずれも平年並みとなる見込みです。
11月はきのう21日(月)までの20日間平均の気温を見ると、全国的に平年値を0.5℃以上上回り、暖かく感じられる日が多くなりました。
12月以降は寒気の影響を受けやすく、急に寒さが厳しくなる日もあり、11月との寒暖差が大きく感じられそうです。
厚手のコートやマフラーなど、冬物が欠かせない日が増えるでしょう。急な寒さで体を冷やさないようにご注意ください。
3か月の降水量は、12月は全国的に平年並み、1月は東日本の日本海側で平年並みか多い見込みです。
また、太平洋側では空気の乾燥する日が多く、1月は沖縄・奄美、西日本、東日本で降水量が平年並みか少ないでしょう。
冬型の気圧配置が強まりやすくなるため、西日本や東日本の日本海側は雪の降る日が多くなり、雪の量が増える日もありそうです。
年末から年始にかけて、帰省など移動の多い時期に大雪が降ると、車の立ち往生が相次ぐなど影響が大きくなります。
雪の情報に注意し、大雪が予想される場合には、早めに対策をとるようにしてください。
太平洋側は晴れても風が身にしみる寒さの日が増え、空気も乾燥するでしょう。風邪やインフルエンザに気を付けてお過ごしください。
ラニーニャ現象が続き、積乱雲の発生は、太平洋赤道域の日付変更線付近で少なく、フィリピン東方海上からインドネシア付近で多く、インド洋熱帯域で少ないでしょう。上空の偏西風はユーラシア大陸東部で北に蛇行し、日本付近では南に蛇行するため、寒気が南下しやすくなる見込みです。
ラニーニャ現象は、南米ペルー沖で海面水温が低く、太平洋赤道域の西にあたるフィリピンやインドネシア付近で海面水温が高い現象です。日本を含め世界中の異常な天候の要因になり得ると考えられています。
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