「千葉県内住みよさ１位」市民違和感　高い電車賃、在来地区衰退

印西焼け野原と称される印材牧の原。
印西市が連続で千葉県１位を達成したが、首をかしげる市民は少なくない。
実は住みよさランキングは、交通に関する指標は考慮されておらず、それが市民に違和感を抱かせる最大要因となっている。

@元々交通が不便だった
@鉄道が北総鉄道しかない
@北総線の運賃が高く都内への移動が困難
@開通するはずだった新幹線計画が中止
@千葉ニュータウン内の大学が撤退で利用客減

更に実居住者で「住みたくない」と答えた人も４３・７％が「買い物などの日常生活が不便」と回答しており、ランキングとの食い違いが浮かび上がった。その点から、印西市を「住んではいけない町」の筆頭にあげる住宅ジャーナリストも多く、そもそもこのような計画破綻した郊外型住宅団地の場合は、必ず衰退すると言っても過言ではない。