【新型コロナ】神奈川県初、新たな変異株「ＸＢＢ」確認

2022年10月31日 18:28 神奈川新聞社
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　新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は１０月３１日、県内で０歳～９０歳以上の１６５９人の感染が新たに確認されたと発表した。医療機関を受診して保健所に報告された感染者が１０７３人で、検査キットなどの自己検査で陽性を確認して県の陽性者登録窓口に登録したのが５８６人だった。

　新たなクラスター（感染者集団）は県平塚保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設で確認された。

　新規受付を終了した自主療養の累計は２人増え、２０万９７４２人になった。


　県は３１日、オミクロン株の二つの変異株の遺伝情報が交ざった組み換え体「ＸＢＢ系統」が県内で初めて確認されたと発表した。今月下旬に検査をした１人で、年代や性別などは発生届の提出対象外のため不明という。

　県内では１０月に入って派生型「ＢＱ・１系統」も確認されている。いずれも感染性や重症度は分かっておらず、すでに東京都内などでも確認されている。