この女子生徒に伝えたい、あるプロ野球選手の話。

地方球場での２軍戦、当時落ち目だったセ・リーグのあるプロ野球選手がユニホームを忘れていた。
その後、パ・リーグのチームにトレードされるが、そのパ・リーグのチームで戦力外通告を受ける。

当時の彼は、人間関係でのトラブルも抱えており、引退しようと考えていたが、先輩、家族からの説得や、新しく出来た球団の監督からのオファーを受け、新球団に入団。

新球団で監督から基本を叩き込まれ、２年目からチームの指揮を取ることになった名監督の言葉で奮起し、本塁打王やベストナインなどの賞をもらった。

その選手の名は、山崎武司です。
一度はもう終わりだと思われていた山崎武司の活躍は、どれだけの人に夢と希望を与えたか…。


女子生徒ちゃん、世の中には素晴らしい指導者もいる。
今はきっとユニホームなんて一生着たくないと思っているだろうけど、いつでもやり直せるからね。