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■「親しみを感じていた」という若者も
安倍元総理大臣への献花には若者の姿も多く見られ「子どものころから見てきて親しみを感じていた」という声があがっていました。
同志社大学3年生の木幡涼真さん(22)は、安倍元総理大臣の国葬が行われた27日、会場近くに設けられた献花台に訪れました。
木幡さんは中学時代の生徒会長選挙で、経済政策の「アベノミクス」になぞらえて自分の名字を組み込んだ「コワノミクス」と演説し、当選したといいます。
木幡さんは「子どものころから見てきた安倍さんは親しみを感じる存在で、最後のお別れをしたいと思って来ました。今回の事件をきっかけに政治の在り方について考える人もいるのではないか」と話していました。
イギリスの大学に通う堀口英利さん(24)も献花に訪れた1人です。
堀口さんは、安倍氏と同じ難病「潰瘍性大腸炎」を患った縁で、去年6月に安倍氏のフェイスブックのアカウントにメッセージを送り、以降、「難病を糧にする気持ちで頑張ってください」など、本人のアカウントから励ましのメッセージをもらっていたといいます。
事件の1か月前にもらった「朝の来ない夜はありません」というメッセージを受け取った時は、自分は一人ではないと思えたといいます。
堀口さんは「病気があっても頑張れるし活躍できると教えてくれた人でした。国葬の賛否は個人の自由ですが、本当はみんなで送り出せたほうがよかった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220927/k10013838811000.html- 0
22/09/28 11:51:33