- 相談
- メタモン
- WRytQpYm/4
- 22/09/10 13:25:38
長文になるのですが聞いてください。愚痴というか、モヤモヤしています……。
ある人たちに、ご近所中に「○○家（私の家）は金の亡者だ」と書いた手紙をばらまかれてとても悔しい思いをしています。
私は4姉妹の長女です。実家の隣には、幼い頃から仲良くしていたおばあちゃんとおじいちゃんが住んでいました。おじいちゃんとおばあちゃんには子どもがおらず、我が家の四女が生まれる前に「お腹の子がまた女の子だったら引き取りたい」とうちの母に相談をしていたそうです。うちの両親はその提案を断りましたが、おばあちゃんは何かとうちの四女を気にかけていて、赤ちゃんの頃はおばあちゃんが四女をずっと抱っこして離さなかったし、四女とおばあちゃんでたくさん出かけたりしていました。
おじいちゃんは四女が10歳くらいのときに事故でなくなり、そこから15年ほど、おばあちゃんが亡くなるまでうちの家族はおばあちゃんと家族同然の生活をしていました。おばあちゃんには遠方に姉妹がいますが「金の亡者」だとか「失礼なやつらだから縁を切った」などと聞かされていました。実際、姉妹がおばあちゃんの家を訪ねたことはなかったように思います。
ちなみに、おばあちゃんと家族同然の生活というのは、家こそは違うものの、家族旅行にはおばあちゃんが毎回ついてきます。家族の誕生日とか行事にも必ず参加しています。私たち姉妹の成人式などの写真はおばあちゃんももちろん写っています。おばあちゃんの家のお墓参りには父母がついていきますし、うちの家にお墓参りにはおばあちゃんがついてきます。おばあちゃんが透析で病院へ行くとなればうちの父母が送り迎えをして、入院するとなれば手続きなども父母が一緒に行いました。うちはおばあちゃんの家の合いかぎを持っていて、おばあちゃんはうちの合いかぎを持っていました。
幼いときは私も「家族でもないのになぜ？」と疑問には思っていましたが、年を重ねるごとに「そういうものか」とおばあちゃんがいることが自然になっていました。おばあちゃんが四女を愛しているのは、はたから見て重々承知していましたが、態度とかお祝いの金額とかそういうもので差をつけられることはありませんでした。ただ「この家と私の仏壇は四女ちゃんが次いで」という言葉を私たち姉妹は何度も聞いており、そこに異論はまったくありませんでした。
そんなおばあちゃんが先日入院中なくなりました。83歳です。入院する前まで身の回りのことは自分でできるほど元気で、検査入院中突然のことでした。
おばあちゃんは生前遺言を残していたそうで、内容はこんな感じです。
・うちの父母とおばあちゃん名義で別荘を持っていたのですが、そのおばあちゃんの部分を父母に譲る
・土地と家をうちの父母に譲る。ゆくゆくは四女に譲ってほしい
・葬式の喪主をしてほしい
多少のお金も残していたみたいです。
葬式に来たおばあちゃんの姉妹の家族は納得がいかない様子はあり、うちの父母と言い争いになった場面もありました。
そして、葬式が終わって一息ついていると、近所の人から「あの姉妹からこんな手紙がきたよ」と。
手紙には「○○家（私の家）は金の亡者だ。愛しい姉を亡くしたのに、さらにこんな仕打ちを受けるなんて思わなかった。▲▲家（手紙をもらった本人）の人は亡き姉に大変優しくしてくれていたと聞いている。○○家に姉の金が渡るよりも、優しくしてくださった▲▲家にお渡しするのが筋だと思う」そんな感じです。
手紙を渡されたと言うのは、一家族ではありませんでしたが「▲▲家」の部分を変えただけで内容はほぼ同じです。
身内のひいき目ではあるかもしれませんが、うちの母はお金目当てでおばあちゃんの面倒を見ていたのではありません。本当の親のように、思って接していたのだと思います。金の亡者はどちらだ、と父母とおばあちゃんの関係を傍で客観的に見ていた私は、とても悔しく思っています。けれど他人から見たらそういうものなのでしょうか。田舎なので、私たちの関係はご近所中も知っていたと思いますが、この手紙のせいで少しでも父母を偏見の目で見る人が出てくるかと思うとやりきれません。
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