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- 匿名
- 22/08/26 04:50:10
コロナ禍の生活が続く中で、体の異変を訴える人が増えています。長時間のスマホ利用が原因で起こる「スマホ顎関節症」。最近、その原因に「マスク生活の長期化」も指摘されています。さらに、死亡者が急増しているのに「重症者」は少ないまま…ここには、重症者にカウントされない「重症者」がいると医師は指摘します。このカウントされない重症者の危険性を解説します。
■長時間のマスクが原因?“スマホ顎関節症”とは?
上村彩子キャスター:
「スマホ顎関節症」ですが、長引くマスク生活の影響も見られるといいます。
日本顎関節学会 宮本日出医師
「マスク生活が長くなると、それが当たり前になり、顎関節症が慢性化しても気づかない」
マスクを着用している時間が長いと、会話が減って無表情でいることが増え、顎の筋肉・関節の使用頻度が減ることで、顎本来の機能が低下する方が多いというんです。
その他にも、マスクによるトラブルを見てみましょう。
▼肩こり▼首の痛み▼頭痛▼ドライアイなど、皆さんも思い当たるものがあるかもしれません。
顎関節症は気づきにくいということですが、どのように気づけばいいのでしょうか。
日本顎関節学会の宮本日出医師によると「口を開けた際に痛みがある、指3本分開かないなど続く場合は、顎関節症になっているおそれもある」ということで、早めの受診を呼びかけています。
ホラン千秋キャスター:
顎関節症の方は結構いらっしゃるんですか?
国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授:
マスクが原因で、顎関節症というのは私はあんまり聞いたことないですけれども。少なくとも、それ以外の肩こりや首の痛みや頭痛などそういったものに関しては、確かにそれなりに可能性としてあります。
やっぱりマスクは取れるときは取って、無理にずっと1人でいるときにずっとつけたりという場合もあったりするかもしれません。そういったときに外せばいいんじゃないかと思います。
井上貴博キャスター:
オミクロン株になってからもデルタ株の定義で行っていると。だから重症者の定義も絶対変えるべきだと思うのですが、それとともに言われてるのが、死亡者の定義について。例えばがんで亡くなってもその後の検査で陽性になると、コロナ関連死になる。
これは本当にウイルスのリスク評価データを取る上で見誤るのではないかという声も出てますけど、その点についてはどうお考えですか?
松本主任教授:
やはりお亡くなりになったときに、いわゆる死亡診断書にどう書くかというのもかなり関わってきていて。実際その患者さんがいろんな病気を持っておられて、コロナに感染してお亡くなりになる。ただ感染した後、だいぶ時間が経っていて、お亡くなりになったときは、心不全あるいは腎不全だとかいうことで。正直言って、この方は“コロナに感染しなければ亡くならなかったよね”という人たちも相当数いるわけです。
そうすると、診断書にどう書かれるかっていうと、基本的には心不全・腎不全が最初にきて、関連がある原因として、新型コロナウイルス感染症というふうに書かれたりします。それをどのようにカウントするかということによって、統計的な数は変わってくるんだろうと思います。
井上キャスター:
話を伺っていると、オミクロン株自体の怖さよりも、今持病が悪化する怖さとか、合併症が悪化する怖さ、ここの認識の共有が全くなされてないまま、2年間のデルタ株の怖さのまま恐れているっていうのをちょっと変えてかなきゃいけないのかなと思いますが、いかがでしょうか?
松本主任教授:
まず、脱水。これがきっかけになりやすいので、水分が取れなくなってきてるという状態は、正直状態悪くなるぞという一つの予兆なんです。そういう方は、私の外来で、20代でもフラフラの状態で脱水で来られた方がおられます。それぐらい水分が足りないと調子が悪くなるんです。
特に高齢者になったらもうガクガクっといきますので、そういう意味ではもう水分が取れない、もちろん食事も取れないという方は、ある意味それが1日2日続くぐらいの状態になると、高齢者は本当に急激に悪化するんだということを認識していただいて、ご家族の方はそういうつもりで見ていただいた方がいいと思います。
井上キャスター:
早く見つけるためにも重症者の定義も変えていかないと、ウイルスの特性に合っていないということですよね。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/65508a3fc88fce976557f467773ed98b091f0c22?page=2
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