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- ユリオプスデイジー(円満)
- 22/07/04 14:40:23
福岡・篠栗の5歳餓死、母親側が控訴 懲役5年の1審判決に不服
7/4(月) 12:50 Yahoo!ニュース
碇翔士郎ちゃんが餓死した賃貸マンション=福岡県篠栗町で2021年2月26日、中里顕撮影
福岡県篠栗(ささぐり)町で2020年4月に碇翔士郎(いかりしょうじろう)ちゃん(当時5歳)が十分な食事を与えられず餓死した事件を巡り、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の碇利恵被告(40)の弁護士が、懲役5年とした福岡地裁の裁判員裁判の判決を不服として福岡高裁に控訴したことが判明した。控訴は1日付。
【図解】5歳餓死事件 母とママ友の関係性
弁護士によると、親族も処罰を望んでおらず、碇被告が一日でも早く残された2人の子供に会えるよう、控訴審で刑の減軽を求めていく。碇被告は当初は迷っていたが、親族らの意向を踏まえ、控訴を受け入れたという。
碇被告は公判で起訴内容を認め、「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)=同罪などで起訴=からうそを信じ込まされて生活全般を支配され、事件に至ったなどとして執行猶予付き判決を求めていた。6月17日の判決は赤堀被告の支配を認め、懲役10年の求刑に対し量刑を軽減する一方、碇被告が親族に助けを求めるなどして翔士郎ちゃんを救えなかったのは「一定の非難を免れない」と指摘。「執行猶予を付するほど軽い事案ということはできない」と判断していた。
判決によると、碇被告は赤堀被告と共謀し、19年8月ごろから子供の食事の量や回数を減らし、同10月ごろからは三男の翔士郎ちゃんに食事を数日間にわたり一切与えないことを複数回継続。遅くとも20年3月下旬ごろに翔士郎ちゃんが重度の低栄養状態となったのに、十分な食事を与えず同4月、自宅で餓死させた。
赤堀被告は別審理で8月29日に初公判が予定されており、公判前整理手続きで起訴内容を否認しているという。碇被告の公判で証言に立つ場面もあったが、質問にはほぼ答えなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/efbf62eb37539a12166a17df6d217768b0e5eb3e
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