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- セロリ(育ってきた環境が違うから)
- 22/06/17 12:09:52
20年以上の歴史を誇るテレビ朝日の「木曜ミステリー」が今年7月期で終了することが発表された。その一方で、打ち切りが取り沙汰されながらも10月から1クールでの放送内定が話題になっているのが女優、沢口靖子(57)主演のドラマ「科捜研の女」だ。その〝復活〟の裏には何があったのか。
「木曜ミステリー」は1999年1月にスタートし、これまで「京都迷宮案内」や「科捜研の女」、「警視庁・捜査一課長」など人気シリーズを放送してきたが、今年7月期放送の俳優、上川隆也(57)が主演する「遺留捜査」を最後にその歴史に幕を下ろすことになった。
テレ朝サイドは「木曜ミステリー」枠の終了について、「ゴールデン帯全体の編成を総合に判断した結果」と説明しているが、長年同枠のドラマを楽しんできた視聴者にとっては感慨深いものもあるだろう。
そうした中、長年にわたってこの枠で放送されてきた「科捜研の女」が今年10月から火曜日の午後9時枠で1クール放送されると一部で報じられて話題となっている。
同ドラマは「相棒」や「ドクターX~外科医・大門未知子~」などとともに同局が誇る人気長寿ドラマシリーズの一つで、昨年9月には映画化もされた。
だが一方で、複数のメディアで打ち切りが報じられていた。テレビ誌ライターは語る。
「いまだに根強いファンを抱えている『科捜研の女』ですが、近年は全盛期に比べると視聴率も伸びていませんし、今回の映画化が最後の花道と見る向きもありました。今年4月に最終回を迎えた最新シリーズの『シーズン21』でもシリーズ終了を思わせる演出があり、そのことも打ち切り説に拍車をかけた格好です」
しかし、実際には1クール限定ながらも今秋の〝復活〟が伝えられているわけだが、同局の番組スタッフはこう明かす。
「ドラマというのは、どうしてもコストがかかるので、長寿シリーズの『科捜研の女』といえども編成的には常に打ち切りのボーダーライン上にあると言ってもいいでしょう。ただ、安定して2桁視聴率は狙えますし、ウチとパイプの太い東映サイドのプッシュもありますからね。それに今秋放送の『シーズン22』の視聴率次第にはなりますが、今月にも社長に就任する篠塚浩常務もシリーズ継続に前向きと局内ではもっぱらです」
もともと同ドラマについては早河洋会長もお気に入りといわれている。どうやら、まだまだ白衣姿の沢口の活躍が見られそうだ。
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