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- 22/06/08 21:03:18
岡山県総社市で4人が乗用車にはねられ、女児ら2人が一時重体になった事故で、運転していた男の判決公判が9日、行われる。
事故は男の居眠りが原因とされる一方、車には自動ブレーキが搭載されていたことが、県警の捜査でわかっている。自動ブレーキを装備しながら事故を防げなかったことに疑問が湧くが、条件次第で作動しないこともあり、専門家は過度な依存に警鐘を鳴らす。
事故の発生は昨年11月4日朝。登園中の女児2人と、付き添いのそれぞれの母親が青信号の横断歩道を横断中、車にはねられた。
この事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕された無職の被告の男(65)(同法違反で起訴)は「居眠りをしていた」と供述した。
今年5月に地裁倉敷支部で行われた初公判でも被告は「ドンという音がして、車が止まっていた。自動で止まったのか、自分で止めたかはわからない」と陳述。
自動ブレーキが作動したかどうかは、明らかになっていない。
捜査関係者によると、被告が運転していた国産車には、自動ブレーキシステム「スマートアシスト」が付いていた。システムを開発したダイハツ工業(大阪府)によると、フロントガラス上部に取り付けられた二つのカメラで前方の障害物を検知して、作動する仕組み。
事故当時は時速50キロ以下(現在は時速約60キロ以下)なら、前方に人がいると判断すれば機能するが、それ以上の速度の場合は人として検知できないことが多いとされる。 被告の車は、制限速度(時速40キロ)の大幅な超過はなかったとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47aa79289535f8bf6c1e022278bed2b6b8ee1643
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