- ニュース全般
- チン
- 22/06/07 16:10:59
今、ウクライナ南部に駐留するロシア軍で、ひどい“食料不足” が発生しているといいます。ウクライナ当局によると、あるロシア兵は「犬を食べている」とのメッセージを友人に送ったということです。こうした中、士気は低下し、「出兵拒否が相次いでいる」との報道も…。
■“ロシアの英雄”に何が? ロシア軍・ドボルニコフ総司令官“解任報道”も
有働由美子キャスター
「ロシアによるウクライナ侵攻の戦況を整理します(日本時間6日午前4時時点)。ウクライナ全体の2割をロシア軍が支配している状況です。焦点のセベロドネツクでは、ウクライナ側も『守り抜きたい』と懸命に抵抗して、押し戻しています」
「こうした中、ロシア軍の作戦を統括するドボルニコフ総司令官について、ニューヨークタイムズは『2週間、姿を見せておらず、今も司令官なのか疑問』と報じました。また、ウクライナメディアは『既に解任された』と伝えています。ドボルニコフ総司令官は『ロシアの英雄』とまで称された人ですが、何があったのでしょうか?」
小野高弘・日本テレビ解説委員国際部デスク
「本当なら、ロシア軍は、ドボルニコフ総司令官の下で態勢を立て直して、ウクライナの広い範囲を一気に制圧する腹づもりでしたが、そうはなっていないのが事実です」
有働
「それは、どうしてなのでしょうか?」
小野
「今、ロシア軍では死者数が急速なペースで増え続け、少なくとも1万5000人ものロシア兵が死亡したと分析されています。巨大な部隊を率いる指揮官も、10人前後が前線で死亡したと言われています」
■ロシア兵「食べる物がなく、犬を食べている」 “出兵拒否“相次ぐ
小野
「さらに、“食料不足”もひどいことになっているということです。ウクライナ保安庁によると、南部に駐留するロシア兵が友人に宛て『食べる物がなく、犬を食べている。きょうはヨークシャーテリアを食べた』とのメッセージを送ったということです。どこかでペットとして飼われていた犬を食べたんでしょうね」
有働
「信じたくありませんが、そこまで追い詰められているということでしょうか」
小野
「そんな状況ですから、当然、士気は低下し、“出兵拒否“が相次いでいるということです。英・BBCによると、ウクライナに行ったロシア兵が『2度と行きたくない』と拒否し、弁護士に相談する事例がとても多いといいます。その1人は『世界最強のロシア軍だと思っていたが、暗視スコープなどの基本的な装備すらない。ショックを受けている』と話したということです」
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f38a48b869aa78a6e8a927748ac74f64459a37a
- 0 いいね