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北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、海底のカズワン船内に救命胴衣のようなものがあることが、海上保安庁関係者への取材で判明した。
船に備え付けられた状態のものか、行方不明者が着用している状態のものかは確認できていないという。
関係者によると、行方不明者の捜索に協力している海上自衛隊が4月30日に海底に下ろした水中カメラに救命胴衣のようなものが映っていた。
1日は海保と海自に加え、道警の水中カメラも使って調査を行った。
カズワンは海面から約120メートルの海底に沈んでいる。
このため海上から水中カメラをケーブルで海底に下ろす作業は、潮流の影響で容易ではないという。
海保などは船体を引き揚げる前に、行方不明者の捜索を優先する方針を示している。
1日午後8時時点で、乗客乗員計26人のうち12人の行方が分かっていない。- 1
22/05/01 23:36:07