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- 22/04/17 06:33:24
爽彩さんが家を飛び出し、失踪した2月13日、爽彩さんはbさんに午前中から失踪直前に至るまでLINEメッセージを何度も送った。「午前中までは何気ない、いつものテンションだった」とbさんは語る。
以下は失踪当日、bさんに爽彩さんから送られてきたメッセージの抜粋だ。
《おはよ》(9時10分)
《テンションあげるの難しいですね》(9時10分)
《おべんきょ頑張れ》(13時49分)
この日、bさんは大学受験の当日だったため、返信をできずにいた。爽彩さんの糸が切れたのは、その日の夕方のことだった。
《ねえ》(17時26分)
《きめた》(17時26分)
《今日死のうと思う》(17時26分)
《今まで怖くてさ》(17時28分)
《何も出来なかった》(17時28分)
《ごめんね》(17時28分)
《既読つけてくれてありがとう》(17時34分)
同様のLINEを、bさん以外の他の友人数名にも送り、爽彩さんはスマートフォンの電源を切った。後にbさんが返信をしたものの、そのメッセージに「既読」のマークはつくことはなかった。
今年4月22日、旭川市の西川将人市長は総合教育会議を開き、2019年当時は「イジメはなかった」としていたY中学校の調査結果を見直し、改めて、当時「イジメがあったのかどうか」再調査すると記者団に発表した。西川市長は教育長に旭川市教育委員会とY中学校側の対応を改めて調査するよう指示。医師や臨床心理士、弁護士らに委託して、第三者で作るいじめ防止等対策委員会を設置し、調査を開始する方針を示した。
爽彩さんの家族は、旭川市の発表を受けて、次のようにコメントを出した。
「娘はわずか14年という短い人生に幕を閉じました。娘は生前、勉強したり、絵を描いたりすることが大好きな子でした。中学1年生の頃イジメに悩まされながらも必死で生きてきました。家族としては、旭川市の調査が進み、これまで明らかにされなかった情報が開示され、真相が一刻も早く究明されることを願っております。そして何よりもイジメのない世の中になることを切に願います」
市の調査によってイジメの全容が解明され、二度とこのような悲しい事件が起きないよう、行政の誠実な対応を待ちたい。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff071d4b28fa42e647ad55c274d3129d0d77735a?page=5
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