不法滞在の外国人女性「支援者から生活費の見返りにしつこく性的関係を要求される」

  • ニュース全般
  • シャム
  • 22/03/11 11:37:00

命むしばまれる「仮放免者」たち。年収ゼロは7割、見返りに性的関係の要求も

2022年03月08日 15時9分

「死ぬしかない、自分の国にも帰れないから」「失明するのではないかと非常に心配」ーー。

病気などの事情で、入管施設での収容を一時的に解かれた「仮放免者」たちの生活困窮の実態が、民間支援団体「北関東医療相談会」の調査で明らかになった。

仮放免者は日本政府から帰国するべきとされているが、迫害を受けるなどの事情で帰国できない人たちも多い。

仮放免者は就労を認められないため、多くは身内や知人などの援助に頼っての生活を余儀なくされている。健康保険に加入できず、生活保護法も適用対象外で、セーフティネットも用意されていない。

調査結果からは、十分な食事もままならない上、病院にかかることもできずに健康を損なう仮放免者たちの苦境が浮かび上がる。

(略)

入管庁の統計によると、仮放免者(収容令書・退去強制令書によるもの)は全国で5781人(2020年12月時点)。

身体的な拘束を一時的に解かれても、就労が禁止されているため、生活費は周囲の援助を頼るしかない。さらに健康保険への加入も認められず、医療費は全額負担となる。

こうした制約の中で、仮放免者たちの暮らしはどのような状況に置かれているのか。

北関東医療相談会は2021年10〜12月、国内の仮放免者の世帯を対象にアンケートを実施。450件に配布し、141件(回収率31.1%)の回答を得た。

回答者の国籍別では、イラン(19人)、カメルーン(17人)、ナイジェリア(14人)、フィリピン(13人)、スリランカ(13人)、ガーナ(10人)の順で多かった。

世帯別では単身が40%、2人は26%、子どものいる世帯は24%だった。

生活状況を尋ねる質問で、「とても苦しい」「苦しい」は89%に上った。

16%が、一日の食事回数は1回と答えた。

経済的問題により医療機関を受診できないことの有無について、「ある」は84%。経済的余裕があれば治したい病気やけががあると答えたのは79%に上った。

「医者には6カ月以内に手術するようにと言われている。私には保険がないので、ひどく多額になる。息子も胸の痛みがあり、毎月チェックする必要があるのに、そんなに毎月は医者に連れて行けない」(40代女性)

「私は目の病気ですぐにでも医師に診てもらいたいです。失明するのではないかと非常に心配です」(50代男性)

所得について、年収ゼロは70%で、0〜90万円以下は全体の86%を占めた。借金がある人は66%だった。

アンケートの自由記述では、生活苦に陥る仮放免者たちの訴えが次々に寄せられた。

「収入がないので足腰の手術ができない」(50代男性)

「死ぬしかない、自分の国にも帰れないから。仮放免者は本当に苦しくて恥ずかしい生活です」(50代男性)

「1回の食事量を2回分に分けて、1回は今日の分、もう1回は明日の分。食料が少ないので、代わりに毎日水を飲む」(20代男性)

回答者の中には、「支援者」から、生活費の見返りに性的関係を要求され続けていると訴える女性もいた。(以下略)

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_620250c4e4b0b69cfe94424d

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

    コメントがありません

※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ