• No.1 チワワ

    22/03/09 16:56:43

    ロシア国内の認識は、ワシントンやロンドン、東京を含む世界中のメディアの論調とは全く違う。私の親しい友人2人がいい例だ。

    どちらもモスクワ在住で、社会的成功を収めた著名な人物だが、ロシアに短期滞在中の私が前回の本誌記事の執筆準備しているとき、2人は侵攻の可能性はゼロだと断言した。侵攻があり得ると考えること自体、愚かなことだとまで言った。

    だから侵略が始まった今は、落胆したりショックを受けたりしているのではないかと思った。だが、私の娘の曽祖母がミサイル攻撃で命を落とさないか心配だと話すと、友人の1人は下品な表現で侵攻への支持を口にした。以前は侵攻の可能性を論じることすら嘲笑していたのに。

    私がそれを指摘すると、こんな答えが返ってきた。

    「プーチンにそんな度胸があるとは思っていなかったんだ。でも、これがベストの選択だ。あいつら(ウクライナ)の尻を蹴っ飛ばしてやっつけてやったのは喜ばしい。あいつらは弱い。全員降伏寸前だ。キエフは今夜、手に入る」

    家族の一員の身を案じる相手に向かって言う言葉かと思ったが、戦争の開始直後に愛国心が高揚するのはよくある現象だ。


    別の友人で、外相や多くの大使が卒業した国内最高のエリート大学の学部長も、侵攻の可能性はないと言っていた。だが実際に侵攻が始まると、彼はこんな声明を出した。

    「ロシアの目標は変わらない。ロシアの国益にもっと配慮した、より公平な安全保障体制をヨーロッパに構築することだ。NATOのセルビア空爆(1999年)以降の欧州で最大の軍事危機はビジネスのようにルーティン化されている。このことは、国際関係が歴史的に正常な状態に回帰しつつあることを示している」

    留学生の多くはこれに猛反発したが、ロシア人の同僚の反応はおおむね好意的だった。

    若いロシア兵の遺体の山が無言の帰国をする事態はまだ発生していない。通貨ルーブルは暴落し、物価は既に上昇し始めたが、本格的な経済の悪化はこれからだろう。

    「見えない内戦」が始まったロシアが壊滅的な恐慌に陥る未来はおそらく避けられない。10年前、ルーブルの為替レートは1ドル=30ルーブル以下だったが、今月末には1ドル=300ルーブルになるとも言われている。

    プーチンの人気と22年間の統治を支えてきたのは、生活水準の向上と安定だ。この2つの柱がわずか2週間でなぎ倒されたように見える。(以下略)

    記事全文はこちらから
    https://www.newsweekjapan.jp/sam/2022/03/post-83_1.php

  • No.22 アメリカンカール

    22/03/09 23:52:05

    >>1戦争ってとめられないんだな、 100 年単位で争いは起きて避けられないって誰か言ってた。
    100 年単位で人の犠牲は仕方ない気がしてきた… 人災にしろ天災にしろ100 年単位で人類はとられるんだよ… 天にいる人は100 年単位で成長するって何かに書いてあったし、成長するには犠牲が必要になるのかな…

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