母親の「精神年齢１２歳」「知的障害あり」　田川市の１歳児死亡事件　福岡

母親の「精神年齢１２歳」「知的障害あり」　田川市の１歳児死亡事件　初公判で弁護側が無罪主張　福岡県
2/21(月) 12:10 Yahoo!ニュース

テレビ西日本
福岡県田川市で４年前、当時１歳の三男に必要な治療を受けさせずに死亡させたとして両親が起訴された事件で、母親の初公判が開かれ、弁護側は無罪を主張しました。

当時１歳だった常慶唯雅ちゃんは、２０１８年１２月、田川市の自宅で重度の低栄養状態で死亡し、遺体にはエアガンで撃たれたものとみられる多数のあざが残っていました。

この事件を巡り、両親の雅則被告（２６）と藍被告（２６）は、唯雅ちゃんを病院に連れて行くなど必要な治療を受けさせずに肺炎で死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪で起訴されています。

２１日、福岡地裁で母親の藍被告に対する初公判が開かれ、藍被告は「病院に連れていかなきゃいけないと知らなかった」と起訴内容を否認しました。

そして、弁護側は「藍被告には知的障害があり、育児スキルが十分じゃなかった」「精神年齢は１２歳で、故意があったとは認められない」として無罪を主張しました。