浴室に現れた蜘蛛に「殺してやるー！」と叫んだ女性、警察が駆けつける事態に（英）

【海外発！Breaking News】浴室に現れた蜘蛛に「殺してやるー！」と叫んだ女性、警察が駆けつける事態に（英）

昆虫の中で蜘蛛が最も苦手だという人は多いようだが、このほどイギリス在住の女性が浴室に現れた蜘蛛にパニック状態になりながら思わず「殺してやるー！」と叫んだことで、警察が駆けつける事態となってしまった。『The Sun』などが伝えている。

英サリー州にあるアパートに住むステファニー・バロウズさん（Stephanie Burrows、24）が起こした、笑いを誘うような騒動が話題となっている。今月14日に英メディア『The Sun』が彼女の起こした騒動について報じたところ、さらに注目が集まっているようだ。

4人の子供の母親でもあるステファニーさんはある日、浴槽に浸かって疲れを癒していた。ところが浴室内に突然蜘蛛が現れたことで、一瞬のうちにパニックに陥った。ステファニーさんは悲鳴をあげながら体が濡れた状態で浴槽から飛び出し、浴室や廊下などを水浸しにしてしまったという。

蜘蛛が大の苦手なステファニーさんはこの時、蜘蛛に向かって「殺してやるー！」と叫んでしまった。この叫び声はアパート中に響いたようで、同じアパートの住人が心配して警察に通報し「4人の子供がいる」と説明したことから、真っ先に子供たちの身が案じられたようだ。

通報を受け、殺人事件も視野に入れていたであろう3人の警察官は、ステファニーさん宅に駆けつけるも事件性が無いと知ることとなった。そして警察官らが浴室にいる蜘蛛を退治してくれることになったが、蜘蛛はすでに死んでいたという。ステファニーさんは当時のことをこのように語っている。

「背中に何か触れるものを感じたんですが、最初は自分の髪の毛かと思ったんです。でもその直後、腕の後ろをかなり素早く移動する何かに気づきました。私はそれがタランチュラだと思って浴槽から飛び出し、その途端につまずいてしまったんです。」

「その時、私は蜘蛛に向かって『殺してやるー』って叫んでいました。そしてやって来た警察官が（浴室の蜘蛛を確認して）『蜘蛛は溺死していましたよ』と教えてくれたんですが、うちを去った後にすぐに外から彼らの笑い声が聞こえてきました。」

ステファニーさんが起こした騒ぎは後日、同じアパートの住民にも笑いをもたらすことになるのは目に見えていた。しかし今回のような騒ぎを起こしたのは、何も彼女だけではないようだ。
2019年1月にもオーストラリアで蜘蛛が苦手な男性が、部屋に現れた蜘蛛と格闘中に「何で死なねえんだよ！」と叫んでしまったことから警察が駆けつける騒ぎとなってしまった。