- ニュース全般
- 神戸電鉄有馬線
- 22/02/16 04:53:28
大阪府高槻市のマンション2階で住人女性(40)と高校生の少年(17)が意識不明の重体で見つかった事件で、女性の長女(17)が大阪府警に対し「(少年とは)同じ中学の同級生で、1カ月ほど交際していた」と証言していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。女性宅に押し入った少年が持参した段ボールやリュックなどから、スタンガンや手錠など複数の凶器が見つかったことも判明。府警は少年が女性を襲った後、刃物で自傷したとみて詳しい状況を調べる。
【写真】 男女2人が倒れているのが見つかった現場付近
捜査関係者によると、マンション付近には自転車が止められており、防犯登録の照会などから少年の身元が浮上。少年は高槻市内の高校に進学したが、「勉強についていけない」と周囲に漏らすようになり自主退学。自宅に引きこもりがちになり、私立の通信制高校に通うようになった。
逃げて無事だった長女は事件直後、押し入った少年を「知らない男」と説明していたが、少年の名前などを伝えると、同じ中学の同級生で「約2年前に1カ月ほど交際していた」と話した。
少年と長女に関するトラブルや府警への相談は確認されていないという。
少年は14日午後6時ごろ、宅配業者の制服姿で段ボールを抱えて女性宅を訪問。女性がドアを開けると押し入った。室内には長女もいたが、女性と少年がもみ合いになった隙に逃げ出し、階下の住人に「泥棒に入られた」と通報を頼んだ。約10分後に駆け付けた警察官が通路で倒れている女性と少年を発見した。
一方、府警が女性宅を検証したところ、少年が持参した段ボールやリュックなどから催涙スプレーやスタンガン、手錠、注射器、ロープなど、複数の凶器や拘束用具を発見した。段ボールには実在する大手宅配業者のロゴが入っていた。
マンション2階の通路には警棒が落ちていたほか、室内には血のついたサバイバルナイフも見つかり、いずれも女性の襲撃や自傷のために少年が使った可能性がある。府警は15日に少年の自宅を家宅捜索。少年が宅配業者を装い女性宅を計画的に襲ったとみて、詳しい経緯や動機を調べる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0297e5fac93e959f9861358b8026db7928bebe44
- 0 いいね