加古川線
フィギュアスケートの北京冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。22日は公式練習が行われ、男子で右足首故障のために今季初戦の羽生結弦(27)=ANA=は姿を現さなかったが、開会式には出席した。公の場に登場するのはアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演した7月11日以来、164日ぶり。男子のショートプログラム(SP)は24日、フリーは26日に行われる。
午後6時26分。濃紺のスーツに藤色のネクタイを締めた羽生が、負傷した右足首の不安を払拭するように、軽やかな足取りでさいたまスーパーアリーナー内に設けられた開会式場に入った。
今季初戦を前に日本スケート連盟のツイッターで「全力でしっかりと丁寧に、全てを感じながら演技をしていきます」とコメント。静かに決戦に備えた。
公の場に姿を現すのは、アイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演した7月11日以来164日ぶり。試合会場に足を踏み入れたのは、今年4月の国別対抗戦(大阪)以来、約8カ月ぶり。マスク姿でライバルやジャッジに深々と一礼して最前列に着席した。
開始を待つ間には、2018年平昌冬季五輪銀メダルの宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=と談笑。滑走順抽選では4回転ジャンプを得意とする16歳の有望株、三浦佳生(かお、目黒日大高)が「1番」を引くと、笑顔で拍手を送った。一挙手一投足に注目が集まる中、明るい表情を見せた。
ぶっつけ本番で全日本に臨む。今季は11月中旬のグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯前に右足関節靱帯(じんたい)を損傷し、GPシリーズ2大会を欠場。今大会がけがからの復帰戦で、北京五輪シーズンの初戦となる。シーズン開幕前には最大の「夢」と語る前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)について、「必ずこのシーズンで決めるんだという強い意志がある」と熱い思いを口にしていた。超大技に挑戦するかに関心が向けられる。
開会式では元気な姿を見せたが、午後3時15分からの公式練習に参加しなかった。開始約1時間前に大会事務局が欠席を発表。別の場所で練習していたかなど、欠席の理由は明かされていない。30分の公式練習後に予定されていた開幕前の記者会見も、23日に変更された。宇野ら日本を代表するスケーターが本番会場で汗を流す中、異例の調整で2年連続6度目の日本一に挑む。
男子SPはクリスマスイブの24日に行われる。第24番滑走の羽生は、午後7時42分開始予定。北京五輪を目指すと明言していないが、「着実に前に進んでいきます」と見据える。王者の五輪シーズンがついに始まる。(武田千怜)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea887094e695e859a75541fc4d8be5fbb903a6ba
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