19歳誘拐疑い、男女2人逮捕　女子高生は容疑者宅で死亡　滋賀 へのコメント（No.44）

睡眠導入剤など「カラの入れ物」が約100錠　女子高生が死亡 男女2人が誘拐か 死因は薬物中毒

滋賀県守山市のアパートで、京都市に住む19歳の女子高校生が死亡しているのが見つかりました。警察は、女子高校生を誘拐した疑いで男女2人を逮捕しました。

ことの発端は、女性からの「人が倒れている。意識がない」という通報でした。12日午前11時前、滋賀県守山市のアパートの1室で、京都市伏見区に住む女子高校生・篠原聖奈さん（19）が倒れているのが見つかりました。警察によると、篠原さんはその場で死亡が確認され、目立った外傷はなかったということです。

警察は、この部屋に住む無職の入江公史郎容疑者（38）と一緒にいた岐阜県関市の無職金城え夢容疑者（21）を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました。

【記者リポート】
「2人はSNSを通じて篠原さんと知り合い、11日、篠原さんを誘い出しこのアパートに連れてきたとみられています」

警察によると金城容疑者が、「知り合いの男の家にいるけど来ない？」と篠原さんを誘い出し、京都市内の自宅近くまで入江容疑者と車で迎えに行ったということです。篠原さんと逮捕された2人は、初対面だったとみられます。

【近所の人】
「（入江容疑者は）男前の背の高い人。変な感じは私は受けなかった」

【入江容疑者を知る人】
「（入江容疑者は）カメラマンをしていて、コロナで仕事が無くなったというのは聞いていた」

入江容疑者は、「誘拐した覚えはない」と容疑を否認していますが、金城容疑者は容疑を認めています。

警察のその後の捜査で、篠原さんの死因は薬物中毒だったことが分かりました。死亡推定時刻は、12日の午前6時頃だということです。篠原さんが倒れていた部屋のゴミの中から、睡眠導入剤などおよそ100錠のカラの入れ物が見つかったということで、警察が死亡との関連を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00527316c07df5a3ca8c1ef6105be04dca113720