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- 名松線
- 21/12/11 17:09:48
俳優、佐野史郎(66)を襲った多発性骨髄腫。5月に腎臓機能障害で緊急入院した佐野は7月に復帰したが、再入院して治療に専念するという。いったいどのような病気なのか。
【写真】「徹子の部屋」収録は先月下旬に行われ、元気な笑顔を見せていた
佐野は、10日出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)と所属事務所の公式サイトで病名を告白した。『徹子の部屋』では、4月に最初の高熱に見舞われたため、「コロナにかかったかなと思って検査したら陰性で。精密検査をしたら、骨髄腫の疑いがあるからすぐに入院」と明かした。
所属事務所の公式サイトでも、5月に腎機能障害で入院した経緯やドラマ降板について説明。当初、発表していた腎臓機能障害に間違いはなく、血中の白血球の数値の異常から、腎臓機能の低下がわかり、多発性骨髄腫と判明したとしている。当時は出演ドラマが放送中だったこともあり、病名公表を控えたという。
佐野を襲った多発性骨髄腫は、酸素を運ぶ赤血球をつくる組織である骨髄中の細胞ががん化し増殖するという病気。
西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は「骨と血液に関わるがんの一種で、骨折や貧血などの諸症状が現れることがある。高齢者に多いとされ、50代以降からは注意が必要だ。原因は分かっていないが、悪化した場合、赤血球がつくられにくくなる」と指摘する。
しかし、中原氏は「かつては助からない病気といわれていたが、現在は放射線療法や免疫療法など多くの治療法も確立している。早期発見なら芸能活動への復帰も可能ではないか」との見方を示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fe179b06fae266b89508fa5b0c659a1e599c6fb
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