ドイツ「ワクチン未接種者は小売店や飲食店の利用を禁止｣｢全国民ワクチン接種を法律で義務付け検討」

独　感染再拡大で未接種者に厳しい制限

2021年12月3日 06:12

新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているドイツで２日、ワクチン未接種の人には小売店や飲食店の利用を禁止するなど大幅に規制を強化することが決まりました。

規制の強化は３日以降、州ごとに実施に踏み切ります。飲食店、映画館、劇場の利用の際にはワクチンを接種済みか感染して回復していることの証明書を提示することが義務づけられます。

一方、食料品店や薬局など生活必需品を扱う店については、ワクチンを接種していなくても引き続き利用が認められ、１４歳以下の子どもは規制の対象にはなりません。

また全国民を対象にワクチンの接種を法律で義務づける検討も始まりました。早ければ２月からの実施を目指しています。

ドイツでは先週、１日あたり過去最多となる７万６０００人あまりの新規感染者を記録するなど感染の再拡大が続いています。

https://www.news24.jp/sp/articles/2021/12/03/10985633.html