ニトリの毛布が年々“加重”なぜ? 今年は約4倍の7キロまで販売「重みが安心感を与える」

  • なんでも
  • ひたちなか海浜鉄道湊線
  • 21/12/02 18:27:28

毎年売切れが続出しているというニトリの『重い毛布』 これまでの日本の寝具業界では、羽毛布団に代表されるように宣伝文句として“軽さ”が強調されることが多かった。しかし昨今、新たに“重み”を重視するユーザーが増えてきているようだ。ニトリが3年前から販売している『重い毛布』が「極上の寝心地」だと、毎年売切れが続出しているのだ。しかも当初は一般的な毛布の約3倍の4.5キロだったが、年々加重しており、今年は7キロまで増量した製品が登場するとのこと。“重み”が布団の新基準となるのだろうか。『重い毛布』の開発経緯とその魅力を同社に聞いた。

■欧米ではすでに“加重布団”が普及 日本の固定観念に挑んだ『重い毛布』当初は売れず… ニトリが『重い毛布』の販売開始したのは、2019年9月。以前から欧米では加重布団の普及が徐々に進んでおり、適度な布団の重みが安眠に効果的との実証があった。しかし、日本では“軽くて暖かい寝具が良い”という固定観念のようなものが根強く、市場においてほとんど出回ることが無い状態であった。当時の担当者が、日本に無い、本当に良い商品であれば普及させるべきと考え、開発に着手したという。 「一定の重量がある布団は精神的な安心感を与え、深い眠りにつくことが出来、安眠につながると言われています。欧米では、不安神経症の方や、自閉症の方にも効果があったなどの研究結果も出ているようです」(ニトリ担当者/以下同)

発売当初は日本市場にほとんど出回っていなかったこともあり、想定より販売が伸びなかった。しかし、SNS上で「眠りが深くなった」「睡眠の質が向上した」「寝覚めがスッキリした」といった実際に使用した人の声が反響を呼び、一気に販売数が上昇した。同値段の毛布において、他製品の約3倍売り上げており、昨年は各店舗で売切れが続出した。 「元々重めの布団を好まれる方や、包み込まれるような寝心地で安心感があると言われているため、そのような寝心地を好むお客様には向いているかと思います。デメリットとしては、重量が合わない方や慣れない方がいること、洗濯が難しいことが挙げられます。乳幼児やお子様への使用は控えて頂くようにご案内しています。あくまでも個人差はあり、軽い布団を好まれる方も当然いらっしゃいますので、選択肢のひとつとして重い毛布を販売しています」


■在宅時間増加により、布団の常識も進化? 「安眠には“体重の10%”の重みが理想的」 その重量はというと、発売当初の2019年は4.5kgだったが、2020年から5.5kgに増量。一般的に体重の10%ぐらいの重さが最も効果が高いとされているため、より平均的な体重に近い重量へ変更したそうだ。今年の12月には一部店舗にて7kgタイプの試験販売を予定している。

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    • 5
    • 平成筑豊鉄道糸田線
    • 21/12/02 18:38:54

    >>4
    羽毛布団の上に毛布やってないの?

    • 0
    • 4
    • 甘木鉄道甘木線
    • 21/12/02 18:37:16

    重い毛布なんであるんだ!知らなかった。欲しい。

    羽布団は暖かいけど布団かぶってるのか分かりにくくて、毎年寒くなると、よくある薄さの毛布を4枚+綿入りの軽い布団を重ねてるわ。
    週末に買いに行こ。

    • 0
    • 3
    • 平成筑豊鉄道糸田線
    • 21/12/02 18:32:52

    チェーンブランケット高いもんな。チェーンブランケットの替わりに買う人いるよね。
    私も自閉スペクトラムの息子に検討したことあったなあ

    • 0
    • 2
    • 長崎電気軌道本線
    • 21/12/02 18:30:26

    そうだとも。

    • 0
    • 1
    • 山陽新幹線
    • 21/12/02 18:30:10

    働いてるけど売れるよ

    • 0
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