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- 近鉄志摩線
- 21/11/08 05:21:38
妊娠中に夫が友人と不倫。自宅での密会へ突撃すると不倫相手が逆ギレ。さらに相手がストーカー化し、無関係の家族にまで被害が及び…。まるでドラマのような修羅場がこれでもかと押し寄せる、Instagramで話題の作品『夫の不倫相手は友達でした。』。不倫が判明したきっかけは、相手女性が撮影した“匂わせ”写真だったという。原作者のつきこさんに、その驚きのエピソードを聞いた。
夫の靴下や車の車内が映り込み…「心臓バクバク、手が震えた」
旦那さんの不倫相手が、学生時代から仲の良い夫婦共通の友人だったそうですね。大変ショックな出来事でしたね。
【つきこさん】見つけたきっかけは友人のSNSを見たことでした。久しぶりに飲む機会があり、その子の方からInstagramのIDを交換しようと言われました。飲み会が終わり、家に帰ってからその子のInstagramを見てみたら、見覚えのある物が映り込んでいる写真がいくつもあって、「おや?」と。
たとえばどんな映り込みが?
【つきこさん】最初に気づいたのは夫の靴下ですね。あと、衝撃的だったのは車の中が映っていたこと。よくある車種なので、かぶることもあるかと思ったんですけど、ティッシュボックスが一致していて。その時は、一旦落ち着こうとそのまま見るのを止め、後日、別の友人と一緒に確認してもらったら、いろんなところにちょっとずつ映り込んでいたんです。しかもかなり巧妙で、夫の後ろ姿の肩の部分とか、手元とか。1枚だけだったら判別がつかないですけど、全部合わせると「こんなに?」と思う数で、もしかしたらわざとではと思いました。
まさか旦那さんが不倫しているとは思ってもいなかった?
【つきこさん】はい。浮気の予兆を感じるようなことはなかったので、その落差にびっくりで。信じられなくて、怒りが沸く以前に体が拒否しました。心臓はバクバクするし、手も震えるし、衝撃は大きかったですね。
■「夫の行動すべてが嘘くさく見えた」崩れてしまった信頼関係
――旦那さんが不倫していると確信した時の心境は?
【つきこさん】不倫相手が知らない人だったら別ですが、仲良くしていた友人だったので、本人の口からどういうことなのか、まず聞きたいと思いました。当時、妊娠していたこともあり、すぐに離婚するとは考えられなくて…。とにかく、どうしてこうなったのか知りたいというのが、私のなかでは一番大きかったです。
旦那さんは、家庭ではどのような様子でしたか?
【つきこさん】もともと優しくしてくれていたので、不倫している時も、変わらないといえば変わらなかったのかもしれません。でも、発覚した後だと、全部わざとらしく思えるようになりました。「わざと優しくしやがって」みたいな(笑)。すべて嘘くさく見えてしまいました。
旦那さんと不倫相手が自宅で会っているところに乗り込んでいき、直接対決するシーンもありましたね。
【つきこさん】家はマンションだったんですが、部屋に繋がる廊下を見渡せる場所で待機していたら、のこのこ相手がやって来たので、乗り込んでいきました。
自宅での2人を見て、どのようなお気持ちになりましたか?
【つきこさん】不倫発覚の時は、ショックが強すぎて、怒りはあまり沸いてこなかったんですよ。でも、2人の姿を見た時は、頭に血が上るというか、怒りが勝ちましたね。自分の家で不倫、ということもショックでしたし…。「早く説明してくれよ」と思ったんですけど、夫は不利な状況になると全然しゃべらなくて。もともとおしゃべりな人ではないですが、すごく情けないと思いました。
■第三者だからこそ話せる悩み、「サレ妻の集う場所を作りたい」
その後、不倫相手がストーカー状態になり、夫婦で助け合って危機を乗り越え、再構築の道を選ばれます。激動の展開でしたが、読者からの反響は?
【つきこさん】不倫相手の女性が強烈なキャラクターだったので、「頑張って」という応援のほかに、「本当ですか?」みたいに半分引いている方も多くいらっしゃいましたね(笑)。ちょうど今、漫画版では不倫相手が自宅に侵入しようとしてくるところなので、とにかく「怖い」という反応が多いです。ほかには、同じように不倫された方からの共感のメッセージをもらい、逆に元気付けられることもたくさんありました。
(文/渡辺麻美)
https://news.yahoo.co.jp/articles/405a1acf31a139ae386e65b1d35d5fe6453c19db?page=2
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