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- イード・アル=アドハー
- 21/10/04 14:08:21
湖で溺れた妹の頭を水面に持ち上げ、自ら犠牲になった13歳姉(英)
https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20210926_816403/
事故が起きたのは7月18日のことで、ニッキーさんは岸からあまり離れていない浅瀬で、妹ティーガンちゃん(Teagan、10)と友達の男の子の手を繋いで遊んでいた。
湖にはニッキーさんの母アマンダ・ホームズさん(Amanda Holmes)の友人を含む大人3人が子供4人を連れて訪れており、アマンダさんは現場にはいなかった。
アマンダさんはその日の午後、友人から「ニッキーが見つからない」と連絡を受けて「何か悪い予感がした」と明かしており、当時のことを次のように語った。
「3人は水深が腰よりも低い場所で遊んでいたそうです。私が『湖では泳がず、水浴び程度にしてね』と言い聞かせていたので、娘はそれをしっかり守っていました。しかし3人が立っていた湖底が突然崩れ、子供たちは大人の見ている目の前で溺れ出したのです。ニッキーは小さな身体を精一杯使い、妹の頭が水面から出るように押し上げていたようです。」
「大人たちは先にティーガンともう1人の男の子を救助しましたが、ニッキーだけが流されてしまい水中に姿を消したのです。」
「すぐに救急隊が呼ばれてニッキーの捜索が始まりましたが、見つかったのは25分後でした。ニッキーは水深9.1メートル(30フィート)の岩棚の端で発見され、その日遅くに病院で亡くなりました。肺に水が溜まり心停止を起こしていたようで、病院のスタッフは2時間かけて娘を救おうとしてくれましたが、もう手遅れでした。ニッキーは自分を犠牲にして妹を救ったのです。」
ちなみにトルコでも今年7月、湖で溺れた3歳男児を救おうと家族5人が亡くなった。その中でも9歳女児は、湖底で3歳の弟と手を繋いで死亡しており、多くの人の涙を誘った。
【海外発!Breaking News】溺れる3歳弟を救おうとした9歳姉、手を繋いだままの遺体が湖底で見つかる(トルコ)
https://japan.techinsight.jp/2021/07/masumi07261248.html
トルコ北部に位置するアマスヤのデリノズダムで現地時間18日午後4時半頃に、家族5人が溺死するという痛ましい事故が起きた。一家はレヴェント・セニック君(Levent Cenik)の3歳の誕生日をピクニックをして祝うために、彼の姉であるハヴァヌルちゃん(Havvanur、9)と祖母のサルタンさん(Sultan、50)、叔父のエムラさん(Emrullah、19)、叔母のエリフ・セミッツさん(Elif Semiz、28)の5人でダム湖を訪れていた。
ところが家族が目を離した隙にレヴェント君が湖に入って溺れてしまった。すぐに気づいた姉のハヴァヌルちゃんが救助に向かうも、弟と一緒になって溺れてしまった。これに気づいた家族3人は幼い姉弟を救うために湖に飛び込んだ。
しかし残念なことに3人もまた溺れてしまい、家族5人が水中に沈んでしまった。この騒ぎにダム湖を訪れていた人たちが通報し、警察官と救助隊員が駆けつけてダイバーによる5人の捜索が始まった。
のちに家族が溺れた場所から3メートルほど離れたところにエリフさん、ダムの壁の近くにサルタンさんの遺体が見つかり、まもなくしてエムラさんの遺体も発見された。そして水深10メートルの湖底でレヴェント君とハヴァヌルちゃんの遺体が見つかった。
アマスヤ消防署のセリム・ケレス署長(Selim Keles)によると、姉弟は湖底で手を繋いだ状態で発見されたという。彼は当時について次のように述べている。
「しばらくして、姉弟は水深10メートルのところで発見されました。2人の子供は横に並んだ状態で手を繋いだまま亡くなっていました。」
不憫に思ったのか救助隊員は、姉弟を手を繋いだままの状態で水中から引き上げて運び出したとのことだ。
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