- ニュース全般
- ザブトン
- 21/09/11 15:58:42
完全接種80%以上で緩和…シンガポールの出口戦略
2021/09/08 23:59
世界の国々では、新型コロナウイルスの“出口戦略”はどうなっているのでしょうか。
シンガポールは、アジアのなかでも、ロックダウンは特に厳しいといわれていました。外出禁止に違反すると、待っていたのは罰金と懲役です。
現在、規制はあるものの街中には人通りが戻り、飲食店も普通に営業を再開していました。これを可能にしたのは、ワクチンを2回打ち終えている人、完全接種が80%以上に及んでいるからです。
リー・シェンロン首相:「現在、国民の10人に8人がワクチン接種を受けている。もはや新しい環境。感染者をゼロにすることは、長期のロックダウンをもってしても、不可能。インフルエンザや水ぼうそうと同じように、新型コロナの流行に備えなければならない。幸い、ワクチン接種や追加策を打てば、コロナから回復し共存できる」
ワクチン完全接種者なら、感染しても99%が軽症か無症状だったとしていて、今月からは3回目の接種も始まります。
シンガポールでは、新型コロナの出口戦略として、4つのカテゴリーを設定しました。重症者数に重きを置き、段階的に規制を緩和していくやり方です。
リー・シェンロン首相:「この1週間、コロナの感染数は増加したが、重症者の数は安定している。これを維持することが重要」
8日からは指定された2カ国からの入国者に対する隔離措置の緩和も始まりました。ただ、その一方で、全企業に対して、従業員の週1回の検査が義務化されたり、追跡調査や隔離が強化されることになりました。
緩めたり締めたりと、二歩進んで一歩下がるような感じにも見えますが、こうしたシンガポール政府の対策を現地の人は、どう感じているのでしょうか。
シンガポール在住フリーアナウンサー・眞方富美子さん:「制限が緩和されたり、新たな制限が出たり、厳しくなったりを繰り返していて、その情報についていくのが必死。対策の効果というのは、確実にこれまでも出ているので、(在住者は)安心して、シンガポール政府の対策についていこうと思っているのでは」
テレ朝NEWS
- 1 いいね
No.-
1
-
メガネ