「密集」と「飲酒」が問題となった野外音楽フェス　参加者に対して行ったＰＣＲ検査で２人が陽性と確認

「密集」と「飲酒」が問題となった野外音楽フェス　参加者に対して行ったＰＣＲ検査で２人が陽性と確認
2021/09/06 18:14CBCテレビ

　８月、愛知県常滑市で行われた野外音楽フェス、密集や飲酒が問題視されましたが、６日までに参加者に対して行ったＰＣＲ検査で、２人が陽性と確認されました。
　「ステージの前では人が集まって密集状態になっています」
　（荘司和也カメラマンレポート）
　８月２９日、常滑市で行われたヒップホップ系の野外音楽フェスでは、愛知県に緊急事態宣言が出されているにも関わらず酒類が提供され、客同士が「密」になったことが問題になりました。
　「お酒を販売していますね」
　（長谷川琢也記者レポート）
　愛知県によりますと、このフェスの参加者に対して行ったＰＣＲ検査で、６日までに愛知県で１件、名古屋市で１件、それぞれ新型コロナウイルスの陽性者が確認されたということです。
　「（県と市）足して２件の陽性が、この時点までにあった。実態として何があったか、しっかり明らかにした上で。引き続き、感染防止対策の徹底を、しっかりと訴えていきたい」
　（愛知県　大村秀章知事）　
　愛知県と名古屋市は、フェスに参加した県民や市民などに無償でＰＣＲ検査キットを提供していて、６日午後１時までに愛知県と名古屋市分、合わせて９５８件の申し込みがあったということです。