渋谷の大行列で浮き彫り…「ワクチン打ちたくても打てない」若者たちの本音

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  • ザブトン
  • 21/09/02 18:48:39

渋谷の大行列で浮き彫り ワクチン「打ちたくても打てない」若者たちの本音

マネーポストWEB
2021年9月2日 15時0分

https://news.infoseek.co.jp/article/moneypost_827219/?tpgnr=life

写真・渋谷の若者向けワクチン接種会場の長い行列(8月29日、EPA=時事)

 先日、東京都が若者向けに開設した予約不要の渋谷区のワクチン接種会場に多くの若者たちが殺到し、300人以上の列を成したことが報じられた。その後、東京都はTwitterでオンライン抽選方式への変更を検討していると告知したが、こうした混乱は、若者たち皆が「打ちたくない」のではなく、「打ちたくても打てない」者も多いという現状を浮き彫りにしている。小池百合子・東京都知事は「ワクチンを若い人にも打ってほしい。若い人たちの行動がカギを握っているので、ぜひ、ご協力いただきたい」と発言しているが、当事者である若者たちはどう思っているのか。ワクチンの接種を希望する20~30代の声を聞いた。

■「打ちたくない」=「打たない」ではない

「私も渋谷に行ってみたのですが、すでに行列ができていたので、諦めて帰りました。ワクチンを接種しに来て、感染したくないですから」

 そう嘆くのは、千葉県在住で都内の私立大学に在学中の女子学生・Aさん(20代)だ。「地道に接種できる場所を探すしかないですね」と話す。Aさんによれば、接種済みの友人や他大の知り合いは、親のツテや大学での職域接種で打てたという人もいるそうだ。

 大学の夏休み明けとなる9月後半までには打っておきたいというAさん。学生生活を安心して送るためには接種が不可欠だというスタンスだ。

「テレビで、ワクチンは打ちたくないという若者の声が紹介されていたり、打ちたくない人が多いというアンケート結果が報じられていたりしているのを見ましたが、あれで何を伝えたいのか、マジで謎です。打ちたくないなーと思っていても、実際に『打たない』と決めたわけではないでしょ。実際には、予約が取れないとか、遠い病院に行って打つ時間がない、みたいな感じじゃないですかね。私の周囲では、気軽に打てる環境があれば普通に打つという人が多い印象がありますよ。

 私だって本音を言えば、打たないで済むなら打ちたくないです。でも、もしコロナにかかった時に、『あの時打っておけば……』と思いたくないから、私は『打ちたくないけど打つ派』です。確かに副反応はちょっと怖いけど、コロナに感染したり、後遺症で苦しんだりする方がもっと怖い。希望者がみんな打てるようになってほしいです」(Aさん)

>>1に続く

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    • ザブトン

    • 21/09/02 18:49:31

    ■何回トライしてもダメ。秋に接種できるかも怪しい

     神奈川県在住で都内のIT企業に勤務する20代男性・Bさんが住む地域では最近、ワクチン接種が全年齢対象となった。だが、予約があまりにも取れない。「人気ミュージシャンのライブの予約争奪戦みたい」と皮肉まじりだ。

    「電話やネットで何回トライしてもダメでした。やっと打てると思っていたのにこれじゃ、秋に接種できるかも怪しいです」

     Aさん同様、Bさんも「ワクチン接種をためらう若者が多い」という報道について「僕の周囲ではそこまであてはまらない」と首をかしげる。

    「打ちたがらない人がいることは確かですが、それはどの世代でもそうなのでは? 若者のなかでワクチン否定が多数派という印象はありません。そういう考えの人もいるよね、という感じでしかありません。インフルエンザのワクチンだって、打つ人も打たない人もいるじゃないですか。ただまあ、自分がかかったり、人に感染させたりした時の影響力がインフルよりもヤバいのは確かなので、僕は打っておこうかな、という感じです。

     副反応を怖れるか、感染を怖れるか、という問題は、それはもう個人の価値観でしかないですよね。副反応が少なくて効果が高いワクチンが開発されれば、もっと打ちたいという人も増えるのでしょうけど、今のワクチンでは意見が分かれても仕方ないと思います」(Bさん)

    ■フリーランスが大手企業の会社員に感じた「ワクチン格差」

     都内在住でフリーランスのウェブデザイナーをしている20代女性・Cさんも、接種したいけどまだ接種できてない一人。

    「区で接種する場合の9月から10月中旬までの予約がまだ取れず、大規模接種会場で探してみようと思っています。フリーランスは仕事の都合がつけやすく、いつでも打てると思われるかもしれないけど、副反応で仕事ができない日があると収入はその分減りますし、接種日を慎重に調整しなければいけないので、悩ましいです」(Cさん)

     そうした中、大手企業に勤務する友人から「職域接種で2回済ませた」と聞き、打てる人と打てない人の「ワクチン格差」を感じたという。

    「同じ年齢なのに、友人はワクチン2回目を接種済み。『上級国民』という言葉が頭に浮かびました(笑)。どこにも所属していないのは、こういう時に不利に働くことを実感しました……」(Cさん)

     政府や都は、「若者は早くワクチンを打ってほしい」というスタンスのようだが、現実にはワクチンを打ちたくても打てない若者は多い。ワクチン未接種者を“悪者扱い”する前に、まずは打ちたい人が打てるような環境を整えてほしい。話はそこからだ。

    https://news.infoseek.co.jp/article/moneypost_827219/?tpgnr=life

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