- ニュース全般
- タン
- 21/07/26 21:10:56
2代目社長の「ワクチン禁止令」騒動で株価暴落 タマホームはどうなる?
7月22日(木)11時0分
ココカラネクスト
東証1部上場のタマホーム株がきのう(21日)、売り浴びせられた。終値は前日比314円安の2756円。出来高は通常とはケタ違いの850万株を優に上回った。原因は一部で報じられた新型コロナウイルスワクチンをめぐる社内の騒動だ。タマホーム側は火消しを急いでいるが、創業家社長の常軌を逸したワンマン体制が明るみなり、尾を引きそうだ。
〈社員が怯えるタマホーム社長の「ワクチン接種したら出勤不可」〉との見出しで、タマホーム内の騒動を報じたのは発売中の「週刊文春」(7月29日号)。文春によると、7月初旬に開かれた幹部ら参加のオンライン会議で、創業家2代目社長の玉木伸弥氏(42)が「世の中がなんと言おうとも、ワクチン接種には反対です!」と目に涙を浮かべながら訴えたという。6月中旬には「ワクチンを接種した場合は無期限の自宅待機」「(自宅からの社用)PCへのログインは禁止」などのルールが決められ、7月6日付の社内資料には「感染拡大防止に関する社内ルールに違反した場合、自宅待機を命じる」「欠勤(無給)扱いとする」と記されていたという。
事実上の「ワクチン禁止令」に、世間も騒然。SNS上には〈タマホームやべえな〉〈タマホーム社長「ワクチン接種したら5年後に死にますから」でもその前に「タマホーム倒産してますから」〉などの批判が相次ぐ一方、ソフトバンクグループの孫正義社長に向けたこんな書き込みもあった。タマホームが福岡ソフトバンクホークスの本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」のメイン球場の命名権を所有していることから、〈タマホームスタジアム筑後の命名権を持つタマホーム株式会社の玉木伸弥社長が、社員にコロナワクチンの接種を禁止している他、5Gがコロナ感染を引き寄せるという発言もしています。5Gのソフトバンクの社長としてどのようにお考えですか〉——。
上場企業のトップがワクチン陰謀論に取りつかれる異常事態では先が思いやられる。タマホームは15日付で〈2021年7月頃より、インターネット上において、当社の新型コロナワクチン対応に関する誤った内容を記載した、匿名での書き込みがTwitterや掲示板上にてなされております。当該一連の書き込みでは、当社が社員に対し「新型コロナワクチンを接種しないよう強要している」「新型コロナワクチンを接種した場合、懲戒解雇にすると発言している」といった内容が書かれておりますが、そのような事実は一切ございません。新型コロナワクチンの接種につきましては、個人の判断に委ねております〉とのリリースを出しているが、失った信用を取り戻すのは時間がかかりそうだ。
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0722/ckn_210722_5905403683.html
- 0 いいね