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マルカワ
「ワクチンが来ない!」明石市長の怒りと“わんこそば方式”
https://news.yahoo.co.jp/articles/641dc02e82220338a7e1382fc23876a79e64ffba
怒りをにじませて永田町へとやってきたのは、兵庫県明石市の泉房穂市長だ。
『希望した量の半分以下しか来ない。このままでは3万回分のワクチン接種ができない』
明石市では9月末に全市民への接種完了を目指しているのだが、7月6日に配送されるファイザー社のワクチンは、希望していた47箱(5万4490回分)を大きく下回る22箱分(2万5740回分)しかなく、その差である約3万回分のワクチンが不足するというのだ。このままでは7月中旬から予約を一旦停止しなくてはならない。泉市長は6月25日、同郷の西村康稔経済再生担当大臣に直談判し、希望量を速やかに配送するよう要望した。(略)
政府関係者によると、今のワクチン配布は「わんこそば方式」に例えられ、そば(ワクチン)を食べたらその分供給されるはずなのだが、そばを食べた(ワクチンを接種した)との情報が伝わらなければ、わんこにそばが盛られることはないのだ(ワクチンは供給されない)。今の政府のやり方では、VRSへの入力がまさに「肝」となる。
実際、明石市の泉市長に確認したところ、VRSの入力が遅れていたために、急遽職員をかき集めて入力を急いだのだという。ただ、政府が指定する日時には間に合っていなかったようだ。泉市長は「VRSについては、もっと使い勝手の良いシステムが必要で、入力に応じて供給を決める旨を最初から言ってほしかった」と悔しさをにじませた。(以下略)
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