- なんでも
- フワ
- 21/05/30 12:14:08
うんち「開門！開門ーッ！危急の儀に御座る！開門致せーッ！」
肛門「ええい、騒ぐな！お館様は電車にご乗車中である！控え居ろう！」
うんち「拙者とて直腸まで参って居るのだ！ご乗車中とあらばお降り願え！」
肛門「ううむ。…待っておれ！」
肛門「今の所は静かにしておりますが、どうやら押し通ることも辞さぬ構え。いかがいたしましょう？」
骨盤神経「ほーォ、うんこの奴がなァ…。ふむ…。まあお館様には伝えておく故、もうしばらく待たせておけ」
肛門「は、しかし…」
骨盤神経「待たせておけ、と言うておるだろうが」
肛門「……」
私「はて、何やら下の方が騒がしいようだが…？」
脊椎「は。骨盤神経より便意の訴えに来た者が居ると…」
私「何、便意だと。扨て困ったことだ。あとたったの二駅なのだが…降りる必要はあるか？」
脊椎「いえ、それには及びますまい。そこまでの大事であるとは思えませぬ故」
私「そうか、うむ」
うんこ「…遅い！お館様はどうされたのだ！」
肛門「お館様への取次ぎは済んで居る。暫し待て」
うんこ「……肛門よ。おれとお前の仲も長いな」
肛門「何を……貴様、そのような事を言ったとて、ここを通す訳には行かぬ事くらい承知して居ろうが！」
うんこ「ああ、そうだな。確かにそうだな…(落胆)」
肛門「…だがな、貴様は本当にうんこか？」
うんこ「！？…お前、何を言っている？」
肛門「貴様はもしかしてうんこではなく、おならではないかな」
うんこ「……！！」
肛門「おならであれば、おれの一存で通すことも出来る」
うんこ「お前、それは…」
肛門「…うんこよ。おれと貴様の仲も長いな」
うんこ「……肛門……。」
-5秒後-
肛門「何者だ！」
うんこ「おならです」
肛門「よし、通れ！」
- 0 いいね
