ウワスジ
高橋大輔、故郷岡山で東京五輪の聖火をつないだ熱い思い
2021/05/26 06:00 SPAIA
緊急宣言下、コロナ収束願ってトーチキス
2010年バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート男子銅メダリストで、アイスダンスに転向して2022年北京冬季五輪を目指す35歳の高橋大輔(関大KFSC)が5月19日、地元・岡山県で開かれた東京五輪の聖火リレーに参加した。
新型コロナ感染拡大を受けて岡山にも緊急事態宣言が追加発令され、公道でのリレーは中止。華やかな祝賀ムードはなく、無観客の代替イベントが岡山市にある岡山城の敷地内で行われた。ランナーらが約3メートル間隔で1列に並び、次の人にトーチで聖火を受け渡す「トーチキス」方式で、トーチの先を互いに近づけて炎をつないだ。
先行き不透明な変異株の拡大とワクチン接種の遅れで、五輪や聖火リレーの開催可否について賛否が飛び交う中、高橋は迷いや葛藤の末に五輪経験者として「オリンピックをなくさずに続けていってもらいたい思いが強い」と地元での聖火リレー参加を決意。
出身地の倉敷市を走行することはかなわなかったが「少しでもコロナの状況が収束しますように、そしてオリンピックで少しでもみんなが元気になりますように」との願いを込め、東西冷戦下のボイコットで「幻の日本代表」に終わった1980年モスクワ五輪陸上男子400メートル障害の代表だった長尾隆史さんに聖火をつないだ。
◆五輪選手に育ててもらった地元に感謝も
スポーツ界の華やかな顔触れがそろった岡山県で最初のランナーを務めたのは、2012年ロンドン五輪女子マラソン代表の重友梨佐さん。元プロ野球選手で犠打の世界記録を持つ「バントの神様」川相昌弘さんも登場し、初日を締めくくったのは1984年ロサンゼルス五輪体操金メダリストの森末慎二さんだった。
一方で会場周辺は一般市民が立ち入り禁止となり、厳重な警備態勢。ランナーとして参加予定だった1992年バルセロナ、1996年アトランタ両五輪女子マラソン2大会連続のメダルを獲得した岡山県出身の有森裕子さんはコロナ感染拡大と混乱を避けて辞退した。
現役アスリートの高橋は4人兄弟の末っ子で8歳の時、家のすぐ近くにあるスケートリンクでフィギュアスケートを始めた当時を振り返り「地元でフィギュアスケートを始めていなければオリンピックに行けなかったでしょう。今回走ることはできなかったけど、つなぐことはできたので、それは非常によかった」と感謝の思いを強調。
コロナ禍でさまざまな意見が飛び交い、開催可否に揺れる厳しい現状にも「五輪をぜひ開催してほしい、という思いも込めて聖火リレーに参加させていただきました」とトーチと炎に願う思いを率直に語った。(以下略)
https://news.goo.ne.jp/article/spaia/sports/spaia-column_13466.html
古トピの為、これ以上コメントできません
件~件 ( 全0件)
*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
まだコメントがありません