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- 21/05/20 07:11:40
海道赤十字血液センターは献血が深刻な不足に陥っていることを明らかにし、「このままでは在庫の血液が今月中になくなってしまう」として、献血への協力を呼びかけています。
北海道赤十字血液センターによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で献血に訪れる人が大幅に減っていて、先月は計画と比べておよそ1000人少なくなりました。
センターでは外出自粛の影響が大きいとしていて、特に札幌市や旭川市など市の中心部の献血ルームを訪れる人は少なく、その影響で今月16日の時点で400ミリリットルの血液817人分が不足しているとしています。
この事態についてセンターは強い危機感を抱いていて、このまま献血が足りない状態が続けば、今月中に医療機関に提供する在庫がなくなってしまうとしています。
センターによりますと、献血の減少による血液の不足は全国的な傾向で、これまで北海道の不足分を補ってきた首都圏も深刻な不足に陥っているため、今後の補てんは見込めなくなったとしています。
献血について、道は人の命に関わるため外出自粛の対象とはならないとしていて、北海道赤十字血液センターの土田幸司献血推進課長は「献血ルームでは電話やインターネットでの予約も受け付けるほか、献血ルームやバスでも感染対策を徹底して対応している。命を助けるためにも献血に協力してほしい」と呼びかけています。
www3.nhk.or.jp
新型コロナウイルスのワクチンを接種された方は、当面の間、献血をご遠慮いただいています。
日本赤十字社 www.jrc.or.jp
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