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- 21/05/16 11:59:50
煉獄さん誕生日に「鬼滅の刃」2020世界1位 世界興収515億円
2021.5.11 05:02
サンケイスポーツ
先月23日に全米公開されたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の全世界興行収入が4億7460万ドル(約515億円)を記録し、2020年公開の映画で全世界1位となったことが10日、分かった。米映画情報サイト「ザ・ナンバーズ」が発表した。同サイトの記録が残る1975年以降で日本映画が世界1位を取るのは初だ。また、国内の興収は399・2億円となり、大台目前に。この日は映画の主要キャラクター、煉獄杏寿郎の誕生日だった。
海外でも快進撃を続けている「鬼滅の刃」が新たな歴史を築いた。
「ザ・ナンバーズ」は9日(日本時間10日)、2020年世界興収ランキングの最新データを発表。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の全世界興収が4億7460万ドル(約515億円)を達成し、これまでトップだった中国映画「八佰」の4億7257万ドル(約513億円)を抜いて1位になったと報じた。同サイトが興収を記録している1975年以降、日本映画が世界1位となったのは史上初となる。
この日は劇中に登場する主要キャラクター、煉獄杏寿郎の誕生日。歴史的記録を打ち立て、“祝福”した形だ。
コロナ禍でハリウッド大作の公開が減っていることも要因にあるとみられるが、映画は米国でも大ヒット中。米映画情報サイト「ボックスオフィス・プロ」は4日(同5日)、先月30日から3日間の週末興収が642万ドル(約7億円)で全米1位になったと発表。日本映画の首位は、1999年のアニメ映画「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」以来22年ぶりの快挙となった。
現在は世界19の国と地域で公開されているが、今後は中南米や欧州、中東での公開も予定されており、さらに勢いは加速しそうだ。
国内では昨年10月に公開され、同12月にこれまで日本映画の歴代興収トップだった「千と千尋の神隠し」を抜き去った。現在も記録を更新中で、10日に発表された最新のデータでは、興収399・2億円、動員2890万人(興行通信社調べ)となり、前人未到の400億円超えが目前だ。
「鬼滅の刃」は、2019年4~9月にテレビアニメが放送されて社会現象化し、全23巻の単行本累計発行部数が1億5000万部(電子版含む)を突破。劇場版はテレビ版の続編で、年内には劇場版の続きを描くテレビアニメ第2期「遊郭編」の放送が決まっている。鬼滅ブームはまだまだ止まりそうにない。
◆8・7~東京、大阪で新作舞台決定
劇場版の公式サイトやツイッターではこの日、煉獄杏寿郎の誕生日を祝う特別イラストを公開。「五月十日 煉獄杏寿郎生誕」と書かれ、鬼殺隊の仲間である冨岡義勇、胡蝶しのぶ、宇髄天元に囲まれた煉獄が焼き芋を掲げて笑顔を見せるカット。ツイッターには「好きだー好きだー大好きだー!」「おめでとうございます」と祝福の声が相次いだ。8月7~15日に東京・天王洲銀河劇場、同20~22日に大阪・梅田芸術劇場で新作公演「舞台『鬼滅の刃』其ノ弐 絆」(出演・小林亮太ら)が上演されることも決まった。
https://www.sanspo.com/geino/amp/20210511/geo21051105020007-a.html
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