名古屋入管で死亡のスリランカ女性 不適切対応か へのコメント（No.294）

入管収容中に死亡したスリランカ人女性の遺族が地検を訪れ、責任を明らかにするよう求めました。


　2日、名古屋地検を訪れたのは、死亡したスリランカ人女性 ウィシュマ・サンダマリさん（当時33歳）の妹らと弁護士です。

　ウィシュマさんは2021年3月、名古屋入管に収容中、体調不良を訴え病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。名古屋地検が当時の状況などを調べています。

　同席した弁護士によりますと、捜査を担当する検事と面会した遺族は「責任の所在を明らかにしてほしい」と話し、死亡した経緯や原因の究明を求めました。

　検事からは「詳細は申し上げられないが、遺族の思いを受け止めしっかりと捜査する」と返答があったということです。