• No.37 斎藤朝信

    21/03/31 11:23:41

    長文ごめん
    小学校から鍵っ子だった
    当時としては(40年位前)珍しい女性管理職で
    母の帰宅が22時を過ぎることもあったかなあ
    夕食はお弁当を作ってくれていた
    私はそのお弁当を電子レンジで温めて食べてた
    朝の忙しい時間に、家族の朝食と子供の夕食用弁当を用意するのは大変だったと思う

    母が働きに出ていることはそんなものだと思って成長したから
    特に不満はなかったし、怒りも恨みも覚えたことはないかな
    ただ私自身は専業主婦になるってそのころから決めてた
    あんな風には頑張れない、頑張りたくない、みたいな笑

    友だちとは当時私が住んでた地域では外で遊ぶことが普通で
    家にお邪魔するなんてことは中学生にならないとないことだったから
    それも特に困ったことはないね
    中学生にもなると母親が子供の友人をもてなすっていうのもなかった
    そして高校生になればもう家でなんか遊ばないっていうね

    鍵をなくしたり忘れたりして家に入れないとかはなかったなあ
    母も父も私の登校より早くに出勤してたから戸締りは私の係だった
    一度鍵をかけ忘れたかもしれないと思って泣きそうになったんだけど
    担任の先生に相談したら一緒に下校して安全を確認してくれた
    ちゃんと戸締りできてたけど
    「戸締りできてない家に入り込んで悪さする人もいるかもしれないから」と
    母に電話で連絡して入室の許可をとって安全確保をしてくれた
    あのときは本当に怖かったから、担任の先生がもう神様に見えたね

    でもその大騒ぎがあったから
    戸締りのチェックと鍵の確保はその後は絶対に忘れなかった
    大げさなくらいしっかり対応してくれた先生のおかげで
    「戸締りを忘れるとやばい」が身に着いたように思う

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